ECMJ(株式会社ECマーケティング人財育成)

元気を失う魔の病気「帯状疱疹」に気をつけよう。後編【no.2192】 

(前回【no.2191】のつづき)

 「帯状疱疹には気をつけよう」のコラム、前編のつづきです。

*治ってる感がイマイチない病気

 右目から上の腫れは3日間つづき、4日目くらいから少しずつ引いてきました。しかし、本当に少しずつ。毎日、妻に「昨日に比べてどう?」と聞き続けないと自分ではわからないくらいにゆっくりです。風邪のように3日間くらいで治ってくれません。このコラムを書いている時点ですでに3週間が経過していますが、まだ眉間に若干の腫れが残っています。

 1月20日の週は、数件の訪問を除いて、仕事はオンライン会議に変更をしてもらいました。しかも、顔面が見苦しすぎるため、最初に「いやーこんな感じなんですよ」と画面を写して、後は画面OFFで会議に参加させていただきました。この顔面を見ると、「う、うん。その顔じゃ仕方ないですよね」という雰囲気になります。

 ようやく見られるような顔になってきたのは1月27日くらいでしょうか。発症から10日以上経ってやっとです。それでも、右目の上が赤く、痣が残っている状態ですから、普段のわたしを知らない方は、一瞬、「注視してはいけないな」という顔をされます。こちらも、わざわざ全員に「帯状疱疹でして~。運悪く顔に~」とは言わないわけです。

*人生最恐の激痛を食らった夜中

 腫れは引いてきたものの、次にやってきたのは神経痛の痛みでした。帯状疱疹のウィルスが神経を損傷させるため、神経痛の症状が出るらしいんですよね。不定期に神経痛がおこり「ウッ!!」となります。お医者さんに神経痛用の薬をしっかりといただいているわけですが、痛み止めを簡単に突破してくるんですよね。

 腫れが引いたあとの痒みもあります。一度、夜中に痒みがあり、少し強めに顔と頭を掻いたんですよね。そうしたら、神経が突然興奮したのか顔面と頭皮に激痛が走り、人生で初めての救急車かと思いました。というか、激痛すぎて救急車さえ呼べなかったと思います。2~3分で収まったのですが、顔面と頭皮で別々に2回やられました。それから、痒みはできるだけ耐えるようにしています。

 発症の1月17日から約3週間が経ち、現在に至る、という感じです。まだ、痒みはありますし、神経痛もあります。少しずつマシになってきていますが、本当に少しずつなのが困るところです。3週間も経ちますと、すでにデフォルトの状態がどんなんだったのかも忘れてしまいます。

*帯状疱疹になってから思うこと

 帯状疱疹って、疲れやストレスによってウィルスが活性化するんですね。皮膚科の先生にも「年明け仕事忙しかったですか?」と聞かれました。

 たしかに、年末年始は動画の作成、年明けは会議つづきで、3連休は京都大阪の移動もありました。自分の中では全然余裕って感じだったんですが、身体はNGを出していたんですね。自分に過信しすぎない方がいいなということと、自分のストレスになっているものは何かということ、真剣に考え始めました。もう二度と、帯状疱疹になりたくないですからね。

 また、帯状疱疹にかかって思ったことなんですが、この病気って人の「元気(エネルギー)」を奪っていく病気なんですよね。寝ても起きても痛い。しかもすぐ治るわけではなく、神経痛の期間も含めてずーっと続いていく。わたしの場合は顔面でしたし、目が痛い期間も長かったので、外に出たくなくなる、人に会いたくなくなる、パソコンを見てられない、仕事へのやる気も失う・・など。

 イノキ御大の「元気があれば何でもできる」じゃないですけど、大切なのって「元気」じゃないですか。その元気を帯状疱疹は奪っていく。生きてても生きてないような状態になっていく。わたしも発症後10日間くらいは残念ながらそんな状態でした。ただ「ゆっくりしか治らないんだから、落ちてても仕方ねぇな」と気づくと、少しずつエネルギーが戻ってきます。

 まさか2025年のスタートがこんな感じになると思ってませんでしたし、できることなら帯状疱疹にならない方が良かったんですけど、この病気にかかったことが「何かの思し召し」なんだろうなと思い、これからの生活に活かせればとポジティブに考えています。でも、みなさんは、絶対に帯状疱疹にはならない方がいいですよ。めっちゃツラいんで!

カテゴリー: 0.ECMJコラムALL, 9.Eコマースこぼれ話

ishida

石田 麻琴 / コンサルタント

株式会社ECマーケティング人財育成・代表取締役。 早稲田大学卒業後、Eコマース事業会社でネットショップ責任者を6年間経験。 BPIA常務理事。協同組合ワイズ総研理事。情報産業経営者稲門会役員。日本道経会理事。 UdemyにてECマーケティング講座配信中。 こちらから