元気を失う魔の病気「帯状疱疹」に気をつけよう。前編【no.2191】
実は、1月中旬に顔面(右目から上の半分)に帯状疱疹ができてしまい、いまだに神経痛に悩まされております。それでもかなり元気になった方なのですが。。今回は恥を忍びまして、「帯状疱疹には気をつけよう」のコラムを書いていきたいと思います。
*1本しか飲んでないのに、二日酔い?
あれは新年が明けて、成人式後の1月15日の朝のことでした。なんだか、右半身が重い。頭痛がする、肩こりがある、首が痛い、そして右目の奥が痛い。ただ、これに似たことは深酒をした翌日によくあること、でしたので、特段気にせず仕事をしていました。「昨日は、缶ビール1本しか飲んでないのになぁ」と思いつつ。
この痛みが夕方、夜になっても抜けない。いくら二日酔いでも通常だと夕方までには身体から抜けるのですが、抜けない。なんなら右目の奥の痛みに関しては、朝よりもひどくなっている気さえします。違和感を持ちながらも、スケジュールどおり賀詞交歓会に向かいました。
翌朝も傾向は変わりませんでした、頭痛がする、目の奥が痛い。眼精疲労かと思い、妻に目薬を買ってきてもらって刺します。良くなったような、良くなってないような。夕方、お医者さんの友人に会う機会がありましたので、状況を報告し聞いてみると「蓄膿症なのではないか」と。たしかに頭痛と目の痛みは蓄膿症っぽいですが、鼻には痛みがなかった。
*永遠に感じられた2時間・・
そして1月17日の夕方、また別の賀詞交歓会に出席していると、おでこに「プチプチ」が出ていることに気づきます。ちょうど懇親会前のセミナーを聞いている最中でした。「帯状疱疹」が頭をよぎりました。たしかに、頭痛や目の痛みについてネットで調べていたとき、「帯状疱疹」も可能性のひとつとして書いてあったのです。
セミナー中でしたが、トイレに行きおでこの写真をとって、前述のお医者さんにLINEをすると、「間違いなく帯状疱疹」だろうと。そして「すぐに病院にいった方がいいですよ」と。さすがに賀詞交歓会中ですし、すでに病院も終了している時間帯だったのですが、懇親会を30分くらいで抜けて帰宅しました。明日の朝イチで病院に行こうと。
翌朝、おでこのプチプチの量が前日の3倍くらいに増えていました。また、右目の奥の圧迫されるような痛みが酷くなっていました。自宅近くの皮膚科の営業が10時からなので、少し遅めなのですが、8時ごろから目の痛みが耐えられなく、10時までの2時間が途方もなく長く感じました。
皮膚科へいって、診察してもらい、「あーこれは帯状疱疹ですね」と診断を受けて、薬局で薬をもらって帰ってくる。通常の風邪などであれば、この「薬をいただいた」時点が、体調的に「底」で、ここから体調は上がっていくだけ、になることを期待するわけで、実際もそれに近いものがあると思います。「薬ももらったし、あとは良くなるだけだ」と。帯状疱疹ってそうはならないんですねぇ。
*寝てても起きても痛い、地獄
薬をもらって、家に戻って早速飲むわけですが、ウィルスの力は収まりません。1月18日の午前そして午後、1月19日の午前そして午後と、顔面が腫れ続けます。しかも、右側の右目まぶたの上だけ、まぶたからおでこの全面にかけて(頭皮にもできている)帯状疱疹がブワーっとできていったんですね。
一時は右目のまぶたがほぼ塞がるくらい。おでこの帯状疱疹も痛いのですが、とにかく目の痛みがひどかった。起きてても痛いし、寝ていても痛い。風邪ならつらくてもとりあえず寝てればいいじゃないですか。寝てても起きてても痛いので、最悪です。とにかく横になりたくて土曜日は19時くらいに寝たのですが、30分ごとに目が醒める。寝られない。
ちょうど、妻と子どもが土日いなくて自宅にひとりだけだったのですが、困ったのが食事。こんなに腫れるとは思っていなかったので、すぐに食べられるものを用意していなかった。しかし、こんな顔面で定食屋さんに入っていくわけにもいかない。それで今じゃ全然流行ってないような、ドでかいサングラスをかけてコンビニに行ったんですよ。しかも、全然寝られなかったので、朝の4時に(笑)
つづく。
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