成果につながる良い習慣をつくるための時間の活用【no.1945】
成果につながる良い習慣をつくるための時間の活用についてです。
仕事を自分の中でいかに「習慣化」させるか
仕事は目新しいことばかりではなくて、ほとんど毎日同じようなことの繰り返しです。毎日毎日、新鮮で新しく、スペクタクルなことが起こったら面白いのかもしれません。しかしそうはならないし、たぶんそうだったらそうだったで疲れる。
なので仕事の本質は、日々同じようなことを飽きずに継続することではないでしょうか。そのために自分の中でいかに「習慣化」させるかがポイントだと思います。日々同じことは要するに「つまらないこと」なので習慣にならないとやってられない。
たとえば、ECMJコラムでもたびたび登場する「数値管理表」。またSNSやブログを活用した「情報発信」。そしてデータ活用の本丸というべき「因果関係の整理」。これらは何ら難しいことではなくて、1度や2度だったら誰だってできます。ただ何が難しいかって、継続して習慣にすることだと思うんですね。
時間というものは有限で、今やりたいことや習慣になっていることもあるわけです。それを「成果につながる良い習慣」に変えていく。簡単なことではないですが、習慣化のポイントとしてまとめてみたいと思います。
習慣化するために大切なのは「時間をとる」こと
習慣化について調べると、こんなことがわかります。「一般的に新しい習慣が身に付くためには平均66日かかる」と言われているんですね。なので、この66日間をいかに突破するかが重要。そして細かくマイルストーンを設定して少しずつクリアしていくことが大切です。
行動を継続し習慣化するために大切なのは「まず時間をとる」ことです。「何をやるか」を決めていなくても行動をする時間を先にスケジューリングしてしまう。よくないのは逆パターンで「何をやるか」が具体的に決まってから「時間をとる」こと。一見正しいように感じてしまいます。ただ、これだと「何をやるか」が決まらないと時間をとらなくて良いことになります。継続のためには、「まず時間をとる」ことを心がけましょう。
また「考える時間」と「行動の時間」を必ず別にすること。これもポイントです。「考える時間」と「行動の時間」と一緒にすると、行動のペースが遅くなります。場合によっては「考える時間」だけで終わってしまい、全然行動ができずに焦る。そんなことにもなりかねません。モチベーションが上がるから行動するのではありません。行動するとモチベーションが上がるのが本当です。同じように「行動の時間」を別でとって、余計な判断を入れずに前進しましょう。
実践できているか「確認する時間」を設定する
そして大切なのは、「時間をとる」こと「考える時間と行動する時間を別にする」こと。このふたつを実践できているか「確認する時間」を事前に設定してしまうことです。たとえば、必ず1週間の最初もしくは最後に確認する時間を入れる。人はどうしても自然に「コンサバティブ」になっていきます。定期的に「成果につながる良い習慣」をつくるための時間の活用ができているか、それ自体をウォッチして軌道修正していくのがおすすめです。
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