公営競技最高の面白さ!オートレースマーケティング。1【no.1601】
*公営競技最高の面白さ!オートレースマーケティング
ゴールデンウィークのとある一日である。私はオートレース場にいる。埼玉県の川口市にある「川口オートレース」というところだ。今日はゴールデンウィークなのだが閑散としている。まだ第一レースが始まる前だからだろうか。しかし、これが競馬場(中央競馬)だったらこんなこともないだろう。
公営競技。競馬、競輪、競艇に比べ、経営が危ういのはオートレースだといわれている。すでに船橋オートレース場が閉鎖となった。また以前は浜松オートレース場が閉鎖を検討されていた。飯塚オートレース場も赤字だが「市の文化として」継続しているといわれている。
そしてもっとも売上があるといわれている川口オートレース場でもこんな状態・・。私は悲しい。
以前、競艇のマーケティングについて書いた。同じく市場縮小が危ぶまれているゴルフ場のマーケティングについても書いた。まだ黒田選手が戻る前、強くなる前の広島カープのマーケティングについても書いた。そして今回、オートレース場のマーケティングを書いていきたいと思う。
数十年後もオートレース場でのんびりレースを楽しめることを祈って―――。
*オートレースを知ろう!その魅力とは
オートレースというのは、想像のとおりバイクレースです。競馬が馬、競輪が自転車、競艇がボートでレースします。それに対してバイクでレースをおこないます。一部の例外を除いて、基本的に8台のバイクでレースをします。
競馬は同じスタートラインからよーいドン。競輪も同じスタートラインからよーいドン。競艇は同じスタートラインに向かって加速をつけて突っ込んでいくという形式です。しかし、オートには「ハンデ」というものがあるんですね。競馬、競輪、競艇はレベルが近い選手(お馬さん含む)同士が競争します。なんとオートレースは強い選手も新人レーサーもハンデをつけて一緒に走るんですね。
ここがオートレースの魅力のひとつ。前の選手が逃げ切るのか、実力のある選手が追いつくのか。3,100mのバンクを6周(4,100mや5,100mのレースもある)して順位を競います。うちの奥さんは「赤坂五丁目ミニマラソン方式」といっていました。たしかにその表現わかりやすいかもしれません。まあオートレースのハンデは時間ではなく「距離(m)」ですが」
*他の公営競技と比べたときの感想
私はけっこう勝負事が好きでして、競艇マーケティングを書いていたとおり競艇もみます。20代の前半は競馬にはまっていた時期もあります。お金はあまり賭けないのですが勝ち負けが好きなんですね。
オートレースの、ハンデを後ろからスイスイ抜いていく感覚はハマるとハマります。たとえば競艇は1周目の1コーナーでほぼ勝負がついてしまうのでドキドキの時間が少ない。そして競馬と競輪もハイライトはラストですよね。その点でいうとオートレースは6周回楽しめます。あと、オートレース場じゃないとわからないことですが、バイクがとてもキレイです。
あと良くいわれるのが「バイクの音がいい」というものです。ただ個人的にはバイクのらないですしそこまででもないかなと・・。オートレース協会の方、すいません。
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