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ソーシャルメディアってなんだ?わたしの実例から教えるSNS活用。❹【no.1944】

 ソーシャルメディアってなんだ?わたしの実例から教えるSNS活用。(前回はこちら)

 スポーツジム用の専用アカウント(専用アカ)を作成したわたし。「こいつは次に何をやりだすのか」というブランドをつくることができたぽい―――が前回まで。

 最終回の今回はソーシャルメディアの活用のポイントについてまとめていきます。

まずはSNSのアルゴリズムを知る

 まず大切なのはSNSのアルゴリズムを知ることです。アルゴリズムという言葉を聞いたことがある方も多いと思います。ルールみたいなもんですね。SNSに設定されたルールのようなものです。

 たとえばTwitterのフォロワーが1万人いたとします。あなたがツイートをしたときにその1万人全員に投稿が表示されるわけではありません。厳密にいえば、表示はされているけれども「優先して」表示されていない状態です。逆にフォロワーが100人しかいなくても、その全員のタイムラインに必ず投稿が表示される場合もあります。これらは何が違うのか。ここでわれわれが到底知りえない、アルゴリズムを予測することが大切なんですね。

ソーシャルメディアの収益モデルはデータ

 基本的にソーシャルメディアの収益モデルはデータです。ユーザーが長時間SNSをつかうことで、行動データを取得しマーケティングに活用する。シンプルな例だと、インターネット広告ですよね。場合によっては集計したデータを他社に販売していることもあると思います。ソーシャルメディアがなんで無料で楽しめるかといえば、それがお金になっているから。ソーシャルメディアの目的はユーザーの時間をいかに奪うか、なんですね。

 そう考えれば、「よりユーザーが投稿をみる」状態をつくっているユーザー。これをアルゴリズムが判別し、優先順位づけに役立てていると予測ができます。そうなんですよ。「ユーザーを盛り上げるユーザー」の投稿こそ、SNSが優先する投稿なんですね。

 もちろん「内容」は重要なんですが、ひとつは投稿の「頻度」「回数」です。たとえば人気のアカウントでも週1回の投稿だとユーザーが時間をつかうのは週1回。人気は微妙でも毎日何度も投稿したら、それだけユーザーに時間をつかってもらえます。アルゴリズム上、「投稿回数」が多いアカウントは優先されるハズなんですよね。

 そしてもちろん、ツイートを投稿したときの「いいね!」「RT(リツイート)」「コメント」が多いアカウントは「ユーザーを盛り上げている」ことにつながります。「コメント」はユーザー同士のやり取りが発生するのでポイントが高いでしょう。

SNSという「場」を盛り上げることが大切

 あともうひとつ。さらに重要なところです。「他のユーザーの投稿に反応するユーザーほどアルゴリズム上の優先度が上がる」です。ここまで書いたものは「自分が情報発信するときのアルゴリズムのポイント」です。逆のパターンで「自分も盛り上げる側に回った方が良い」ということなんですね。SNSを単に情報発信ツールだと思い込んでいるとこの発想が抜けます。SNSはコミュニケーションツールでもあるのです。

 なので、他のユーザーの投稿に「いいね!」「RT(リツイート)」「コメント」をする。エゴサーチをして自分について書いてくれているアカウントに反応をする。などなどソーシャルメディアという「場」を盛り上げることが大切なんですね。「場」を盛り上げるアカウントこそアルゴリズムに好かれるユーザーになれるのです。

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