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コンサルタントの役目ってなに?なにをやってくれるわけ?【no.1737】

 定期的にECMJの顧問先各社様の状況整理をおこなっています。ECMJの役割は事業・組織・人財の成長をスムーズにし、できるだけ早くできるだけ大きな売上に繋げていくこと。そのためのコンサルタントの役割は会社によって様々だということに気づきました。

 いくつかコンサルタントの役目があると思ったので紹介してみます。必ずしもECMJの顧問先様で以下のすべての役割を兼ねている、というわけでもありません。

*戦略全体の方向づけ

 会社全体のマーケティング戦略、もしくはデジタルマーケティング戦略、もしくはインターネットマーケティング戦略の方向づけをする役割をもっています。マーケティング戦略として向かっていく目的と目標を明確にして、それをもう一段二段細かくして日々の業務に繋げていくのも重要な役割です。

*マーケティング推進のためのお尻叩き役

 これだけでは不十分ですが、これも非常に重要な役割だとECMJとして思っています。目的や目標、そこに至るまでの実践策が明確だったとしても必ずしも行動にうつせるわけではないのが人間です。また、マーケティング業務は多くの会社において「通常業務プラスオン」の仕事になるため、優先順位を半ば強引に上げて推進していく体制が必要になります。

*行事役

 社内だけでも意見が飛び交い、いろいろなアイデアが出てくると思います。ただ、実際に「誰がいつまでに行動するのか」という場になると、だんまりしてしまうケースも多くあります。「俺はこれをやっているから、お前はこれをやれ」や「自分ができていないから、相手に要求できない」などの理由で推進が止まってしまうものです。コンサルタントがこの行事役を果たします。

*モチベーション管理役

 できれば自分自身で意欲を管理できると良いのですが、人間ですから簡単ではないでしょう。また、社内のマネジメントとして「あまり褒めない」マネジメントを推進している会社もあります。でも現場の担当者さんは実は褒めて欲しかったりも。コンサルタントならば社内の文化を無視して、現場の皆さんを褒めることができます。

*アイデア出し役

 コンサルタントは現場の皆さんと一緒に改善アイデアを出します。社外の人間なので、的を外したアイデアのこともありますが、逆に社内文化に縛られないアイデアを出すことが可能です。「他の会社のケースだとこうなんですが、御社のケースに合わせたらどうですかね?」とアイデアのきっかけを振ることも役目です。

*マーケティングと組織の整理役

 個人個人それぞれでマーケティングのアプローチをやっている。ただ情報を数人で共有しているだけで、事業に日々何が起こっているのか全体が把握しているわけではない。こんな会社も少なくないと思います。会社に合わせたマーケティングの軸を設定して、それぞれが行動しているアクションを整理し、データと紐づけるのがコンサルタントの役目です。

*データ分析フレームワークの提案

 何かのアクション・具体策をおこなうことになったとき、どのようなデータ分析をすれば成果がわかりやすいのか、また次の仮説につながるデータを分析することができるのか。そのフレームワークを考えるのがコンサルタントの役目です。データ分析の「縦軸」と「横軸」の項目を考えるのが役目になります。

*徹底ポイント・鉱脈探し

 コンサルタントの一番の仕事といっても過言ではありません。事業の徹底ポイントと鉱脈を探すことです。これが見つかれば、ここを叩くごとに売上がグングンと伸びていきます。結局、最終的に欲しいのはどの会社も「売上」です。戦略が正しくても、マーケティング活動が推進されていても、データ分析をしても、売上に繋がらなければどうしようもありません。探したいのは「徹底ポイントと鉱脈を探す」です。

 以上、コンサルタントの役目について整理してみました。

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