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販促のコツをあなたに!野毛印刷社の「ヒラメキ工房」【no.1256】

 主にリアルの営業を販路拡大の中心としてビジネスを進めてきた会社さんには、インターネットをいかにして活用するか、お悩みのところも多いかと思います。

 実店舗の運営やメーカー・問屋さんという物販のビジネスモデルであればEコマースがひとつの方法として思いつきますが、製造業や建設業などの法人向けソリューションを提供している会社さんだと「とりあえずホームページは立ち上げたけれど・・」で止まっており、それ以上のWEBでのアプローチを作れていないのがほとんどではないでしょうか。

*情報メディアサイト「ヒラメキ工房」

 ひとつの例としてご紹介したいのが、株式会社野毛印刷社さんが2017年1月からスタートさせた「ヒラメキ工房」という情報メディアサイトです。いま流のマーケティング用語でいうところの、オウンドメディアになります。

*株式会社野毛印刷社:http://www.noge.co.jp/
*ヒラメキ工房:https://hirameki.noge-printing.jp/

 ECMJの顧問先でもある株式会社野毛印刷社さんは創業70年近くになる横浜を基盤にした印刷会社さんです。印刷会社というと、思いつくのがひとつは市場がシュリンクしている業界であること。もうひとつは、チラシやパンフレットなどを工場で作成する「作業」的な仕事だと思われがちであること。

 しかし市場規模が少しずつ小さくなっているとはいえ、まだまだある程度の規模はあるわけですから、積極的に動いて「お客様に選んでもらえ」ばいいだけです。また、そのためには「単にチラシやパンフレットを印刷する」だけではない野毛印刷社だけの付加価値もアピールしていく必要があります。

 そこでスタートしたのが「ヒラメキ工房」です。ヒラメキ工房の目的は、野毛印刷社が蓄積してきた販促についての課題解決を情報提供し、よりお客様に販促上手になってもらうこと、よりお客様に販促を活用いただくことです。

*野毛印刷社にはレベルの高いデザイナーがいる

 情報メディアサイトとしての記事はオープン後の1か月半で約50記事ほど。情報のクオリティを保つためにすべて野毛印刷社さんの社員が執筆しています。記事のテーマ、内容、文量にはまだまだバラつきがありますが、サイトのレベルや記事のレベルは継続しないことには上がっていかないものなので、まだまだこれから良くなっていくと思います。

 その中でも、たとえばこの記事、参考になります。

*ものづくりや企画を考える前の整理整頓、できていますか?ビジネスモデルキャンバスの解説https://hirameki.noge-printing.jp/bussinessmodelcanvas/

 デザイン部門のエースの方が書いた記事です。ご自身がデザイン業務の中で実際に活用されている「ビジネスキャンバス」の使い方について紹介をしてくれています。この記事を読むと「ビジネスモデルキャンバス」の知識がつくだけではなく、「野毛印刷社にはこういうレベルのデザイナーがいるのか」とお客様に知ってもらうこともできるわけです。

 「ヒラメキ工房」にはふたつの側面があります。ひとつは既存の野毛印刷社のお客様にメディアサイトの販促関連情報を活用いただくこと。もうひとつは野毛印刷社のことを知らない、新規のお客様に結果として野毛印刷社のことを知ってもらうことです。

 「野毛印刷社のことは知らないけれど、野毛印刷社なら解決できる課題の解決法をインターネットで探している方」にインターネット上で情報発信をおこなうことでリーチをしようと考えているのです。そして、これは野毛印刷社だけではなくどの印刷会社でも、製造業でも建設業でもできるインターネットの取り組みです。法人向けソリューションを提供している会社さんはぜひ今後のマーケティングの参考にされてください。

*株式会社野毛印刷社:http://www.noge.co.jp/
*ヒラメキ工房:https://hirameki.noge-printing.jp/

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