「ブログ作成のコツ」
について講演をさせてもらいました。
2016年の8月にEコマースのマーケティングについて講演をさせてもらった団体さんのリピート講演でした。講演の中でブログを書いて集客増を実現している事例をお話ししたところ、講演後の懇親会で「じゃあ、次はブログの書き方講座をやりましょう!」と盛り上がりました。私も、「いいですね!」と乗ってしまい、4か月後本当に講演が実現してしまいました。
実は、「ブログ作成のコツ」の講演をお引き受けするにあたって、少々の戸惑いがありました。なぜなら、私は「ブログ作成の先生」ではないからです。私の仕事はインターネットのマーケティングのコンサルタント、なので「ブログの先生」ではありません。ブログの先生ではないのに、みなさんの前で「ブログ作成のコツ」を話してよいものなのか・・。それに戸惑いがあったのです。
どちらかというと、私はブログを毎日続けてECマーケティング人財育成という会社を知らないみなさんに知ってもらうとする立場。つまり、今回のセミナーに参加してくださった「ブログを集客手段として活用したい」みなさんと同じ立場です。その中でも、一応、3年ほど毎日のマーケティングブログを継続することができていますので、その立場でお話をさせてもらいました。
前段が長くなりましたが、今回のブログでお伝えしたいこと。
それは、「ブログを書くことの意味、価値」です。
「ブログを書くこと」それ自体には実はあまり意味がありません。「なぜブログを書くことに意味があるか」それを知ることで、ブログの内容が変わってきます。そして自社のマーケティング活動におけるブログの役割が変わってきます。先日の講演でお話しした内容を数回に分けて、ブログでお伝えできればと思っています。
まず、みなさんに考えてもらいたいことがあります。
ネットショップを立ち上げた会社、ホームページを立ち上げた会社、海外販売用のECサイトを立ち上げた会社、自社のアプリを開発した会社、スマートフォン用のWEBサイトを立ち上げた会社、それぞれがマーケティングを展開していく際に、必ずぶち当たる壁とは果たして何でしょうか?ということです。
インターネットで物販をするためにはネットショップを立ち上げなくてはいけません。ホームページがあれば新しい取引先の候補の会社に自社をより深く知ってもらうことができます。海外からの注文をいただくためには越境ECのサイトが欠かせません。1人1台スマートフォンの時代ですから、アプリを作っていれば便利ですし、スマホ用のサイトがあればそれも便利です。ただ、どこでマーケティングを展開していくとしても、必ずぶち当たる壁があるのです。
それは、
「どうやってその存在をお客様に知ってもらうのか?」という壁です。
ネットショップがあっても、ホームページがあっても、越境ECサイトがあっても、アプリを開発したとしても、スマホ用のサイトがあったとしても、お客様にその存在を知ってもらうことができなければ、お客様の中では「存在しない」ものと一緒なのです。
そして「その存在をお客様に知ってもらうために・・」を考える上で、もうひとつおさえておきたいことがあります。それは、インターネット上のWEBサイトの数は半永久的に増え続けるということです。インターネットの世界は「土地」という概念がない世界ですから、サーバの数を増やすだけでWEBサイトの数は増え続けていきます。
「買いたい人」よりも「売りたい人」が多くなる市場。その中でお客様に存在を知ってもらわなくてはいけないわけです。
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