著者:石田 麻琴

ECMJブログ傑作選「ネットショップの戦略はコレ」「広告活用のふたつの目的」「コンテンツマーケティングの本質」等【no.0419】

さて、土曜日なのでまとめと行きましょう。

今回もECMJブログの傑作を選んでいきます。前々回、前回に続き、第三弾です。

・ドライフルーツを販売する会社が営業に徹底させたこととは。【no.0132】
http://www.ecmj.co.jp/no-0132

マニアックなタイトルのブログですが、比較的に検索からのアクセスが多くなっています。「ドライフルーツ」というキーワードでの、検索ボリュームとページヒット数の関係なのでしょうね。このブログは、2014年の1月、毎年恒例の「長時間セミナー」において、弊社取締役の岩佐さんが話されていたことが元になっています。ノルマや責任を持った社員は「数字を作りたがる」。そのため、本来お客様の対象にならない会社も、お客様にしようとする。しかし、その結果、自社のサービスの軸が曖昧になり、衰退していく。それを抑えるため、ドライフルーツを販売する会社の経営者が、「何を徹底させたのか」という話です。

・地図を求めるのではなく、コンパスを持とう。【no.0135】
http://www.ecmj.co.jp/no-0135

「地図ではなく、コンパスを持つ」。弊社のコンサルティングを表現する言葉のひとつとして、適切な表現です。必要なのは、環境の変化に対応ができる人財です。いま、今日時点で結果を出すことも大切ですが、持続的に結果を出し続けていくことはもっと重要です。特に、インターネットは変化が早い業界です。今日通用したノウハウが明日には通用しなくなります。成功事例は世の中に出た時点で失敗事例になってしまう。これがインターネットビジネスです。「コンパスを持つ」人間を何人育てられるかが、これからの企業の売上規模とイコールになります

・僕は年を取った、上村愛子も年をとった。 【no.0141】
http://www.ecmj.co.jp/?p=1862

ソチオリンピックでの、上村愛子選手のパフォーマンスに感動して、思わず書いてしまいました。いつものマーケティングブログとはテンションが異なりますが、これもこれで私の持っている一面なので良いと思っています。ちなみに、私、同世代なんですね。上村選手(引退したから上村さんかな)の方が1つ年上ですが。

・ネットショップの戦略をシンプルに書いてしまいます。 【no.0145】
http://www.ecmj.co.jp/?p=1914

売上の公式として「商品力×提案力×集客力」と伝えることがあります。「商品力」「提案力」「集客力」の3つのうち、ネットショップ(ネットショップでなくても)を成長させるために最も重要なのは「商品力」です。「商品力」がなければ、お客様への提案をどんなに頑張っても利用してもらえませんし、たくさんのお客様を集めても買ってもらえません。サイトのデザインとレイアウトだったり、商品ページの説明文と写真だったり、インターネット広告の活用だったり、ネットショップには様々な試行錯誤が関わってきますが、「詰まるとこ戦略はこれだよ」というのがこのエントリーです。

・ネットショップで広告を使うふたつの目的を理解しよう。 【no.0149】
http://www.ecmj.co.jp/?p=2190

ネットショップのみならず、インターネットビジネスを育てていく上で大切な考え方です。広告を使う目的はふたつあります。「マーケティングデータの取得」「売上、利益、新規顧客の獲得」このふたつです。このふたつをビジネスの成長フェイズに合わせて使いこなしていきます。最初は「マーケティングデータの取得」を目的として、少額で多くの広告に費用をかけてください。どの広告(=顧客層)に響くサービスなのかを定量的にチェックしていきます。「マーケティングデータの取得」により、「成長のポイント」が見えたら、「売上、利益、新規顧客の獲得」を目的として、一点集中で広告費をかけていきましょう。やってはいけないのが、初めから「売上、利益、新規顧客の獲得」目的でドカンと広告をかけて大失敗のパターンです。

・コンテンツマーケティングは、現代おける「修行」です。 【no.0165】
http://www.ecmj.co.jp/?p=2399

つまり、このECMJブログも私にとっての「修行」の一環であるということです。コンテンツマーケティングを外注さんにお任せする場合は別として、自社でメディア運用を行う場合、作業が完全に自社にのしかかってきますから大変です。企業ブログを書くのも、「質」よりもまず「量」からですから、弊社のように毎日更新を決めてしまうと特に大変。しかしながら、自社メディアは自分達で運用をしていくのが良いと思います。少なくとも、テキストに関しては自分達で書くべきです。やはり、自社のコンセプトや理念、サービス立ち上げの背景や想いを語れるのは「自分自身」であり、その本人が書いているからこそ価値があるのだと思います。「魂」が入る、ということですね

つづく。