広告作成のコツ、について紹介していきたいと思います。
ネットショップ(もしくはWEBサービス)を運用改善して、ある程度の月商(100万円~300万円)を売れるようになると、広告の使いどころ、ということになります。
月商がある程度とれるようになっているわけですから、新規のお客様もいらっしゃれば、リピートのお客様もいらっしゃる状況です。自社のネットショップのコンセプト(ウリ、市場優位性)が明確になった。自社のネットショップの売れ筋商品がわかった。自社のネットショップの商品の見せ方がわかった。そして、あとは一気に集客を増やして、どれくらいの転換(コンバージョン)の結果が出るか、という段階です。
広告選定のコツに関しては、少し前にECMJブログで書きました。簡単にまとめます。
ひとつは広告代理店やショッピングモールのECコンサルタントに直接聞いてしまうこと。売上目標や事業計画、そのための広告予算などを共有することによって、担当者により強くネットショップに関わってもらうことができます。「オイシイ広告ない?」くらいの付き合い方をしないことです。深く付き合おうとすれば、先方も適当にあしらうことはありません。
もうひとつは競合他店が出し続けている広告枠を探すこと。ショッピングモールでEコマースをやる場合だと非常にわかりやすいですが、「競合他店が出し続けている広告=それなりの効果が期待できる広告」ということになります。当たり前ですが、効果がない広告は出し続けないですからね。広告画像や広告テキスト、リンク先のページなども参考になると思います。ここは広告作成のところで改めて解説をします。
あとは、ネットショップをやっている仲間同士で広告の成果データを共有し合う、という方法もありますが、これはすべてのネットショップ運営者ができることではないと思うので、あくまで方法のひとつとして、という感じですね。
さて、出稿する広告枠が決まったら、広告の作成です。
広告の作成として何をおこなうかといえば、基本的にはふたつ。ひとつは広告画像の作成。広告枠に掲載される画像を作る、ということですね。もうひとつが広告テキストの作成。広告枠に掲載される文章を作る、ということですね。あとはあるとすれば動画。Youtubeなどの動画コンテンツの前に掲載される広告です。ここでは広告画像と広告テキストの作成についてポイントを紹介していきます。
広告によって、画像とテキストの両方が掲載されたり、画像もしくはテキストのどちらかが掲載されたり、その仕様はさまざまです。まず押さえておきたいこと。それは、広告画像や広告テキストによって、広告出稿の成果は大きく異なる、ということです。ですから、広告の画像作成、テキスト作成はきっちりポイントを押さえておこなわなくてはいけません。当然ですが、広告を出稿するのにお金がかかっているわけですから、なおさら力を入れなくてはいけません。商品画像をちょっと変えるのとは、訳が違うのです。
ちなみに、私がネットショップの運営をやっていたときは「広告選定と広告入稿」が運営業務の花形でした。ネットショップの運営に関わっているメンバーは20人ほどいましたが、「広告選定と広告入稿」を許可されていたのは社長を含め(私は社長ではない。店長という立場)4人だけでした。私もネットショップの運営を始めたばかりの頃は、「広告の仕事、やってみたいなぁ~」と思いながら皆さんのことを見ていたわけです。
つづきはこちら。
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