仕事というものは基本的に「やればやるだけ結果がついてくる」ものだと思います。いきなり狙ってホームランを打てるバッターなどはいなく、ホームランを打つにはたくさんの素振りが必要になります。まずは振って振って振りまくって、少しずつヒットとホームランの確率を上げていく、それが仕事です。
特に、インターネットのビジネスの場合には、日々の「改善活動」にお金的にも時間的にも、多くのコストをかけなくて出来る部分が多いですし、「これで1,000万円の行方が決まる!エイヤっ!」という場面も少なく、ウェブサイト掲載後でも修正がきく「改善活動」が多いですから、「やればやるだけ結果がついてくる」確率が必然的に高くなります。データも取れますしね。
となると、やはり仕事の量をできるだけ増やす、ことが必要になってくるのですが、「これ以上はキャパオーバーっす!」と言いたくなるのが人の常です。本当にキャパオーバーなのか、もしかして嘘なのか、キャパオーバーになって「焦る」のが嫌で怖いのか、たぶんこの最後の理由が多いのでしょうが、なんかの折に「いやいや、ワタクシすでにキャパオーバーでして・・」と言いたくなる気持ちもわかります。
そう考えると、日々の「改善活動」、つまりお客様への施策やアプローチの問題ではなく、それを実行・実践する人間のスケジュール管理・タスク管理が、成果が出るか出ないかを決めているといっても過言ではないのです。ということに、遅まきながら最近気が付きました。(「本気で」気が付きました、という意味ですよ!その重要性は元から知っております!)。なぜなら「やればやるだけ結果がついてくる」からに他なりません。
そこで、「たくさん仕事をする」ためのタスク管理について、私が気付いているノウハウを共有したいと思います。「たくさん仕事をする」と言っても、ただ単純に仕事をする時間を長くしたり、短時間でも負荷が重くなったりするならば、あまり意味がありませんから、できるだけストレスが少なく「たくさん仕事をする」方法として紹介したいと思います。
ここから先は、石田が書いているのではなく、「神様が書いている」と思ってください。「お前は何じゃいな」という感情は抜きにして、お願いします。
まず紹介するのは、「企画」と「作業」は必ず別のタスクとして管理する、ということです。
例えば、来週の月曜日、ちょうど1週間後にシステム開発プランのプレゼンテーションがあるとします。そのため、来週の月曜日のプレゼンテーションの時間までに、プランを説明するためのパワーポイントを作らなくてはいけません。もちろん、スティーブ・ジョブズのように、ほとんどそらでプレゼンテーションを行うのもアリです。しかし、ここではプロジェクターでパワーポイントをスクリーンに映しながら、プレゼンテーションを行うものとします。
「さあ、それでは資料をつくろう」というときに、パワーポイントを開き、1枚目から書き始めてはいけませんよ、ということです。もし、このパターンで1枚目から最後のページまでを書き終えることができる人ならば、あなたはとんでもなく優秀な方です。このブログのこの先を読む必要はないでしょう。その他の方は、いきなり1枚目から資料を作りだしても、多くの場合、どこかで詰まってしまうはずです。非常に運が良く、ノリノリで全ページを書き終えられなければ、です。
よくあるパターンです。資料を作ろうとパワーポイントを開き1枚目から内容を書き出していきます。頭の中に書き出すパワーポイントのイメージがなんとなくできているはずです。しかしそれは、資料のすべてがイメージできているものではないと思います。
1枚目、「表紙」。「●●●●のご提案」、株式会社ECマーケティング人財育成 石田麻琴。ここまでは楽勝で書くことができます。2枚目、「はじめに」、こちらも楽勝です。3枚目、「会社概要」、これも楽勝です。さて、次のページからどうしましょう、という話になります。
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