新規顧客の集客方法は、詰まるところ4つしかありません。
どうやって人に知ってもらうか、いかにして人に注目してもらうか。これはビジネスにおける永遠の課題のひとつです。
「売上が上がる」これは2つの状況しかありません
「新しいお客様が買ってくれるようになった」。「これまでのお客様がもっと買ってくれるようになった」。この2つです。
3つ目があるとすれば、「新しいお客様が買ってくれ、これまでのお客様ももっと買ってくれるようになった」。この2つの事象が同時に起こった場合になります。
MBAプログラムでも、新規顧客獲得の明確なロジックはないと言われているそうです。既存のリソースをどう回すかは、たくさんの理論があります。しかし新規のアプローチについては「こうしなさい」がないのです。昨今UI(ユーザインターフェイス)、UX(ユーザエクスペリエンス)、CRM(顧客関係管理)に関する戦略が流行っています。しかしこれらはお客様に「知ってもらった」「利用してもらった」後に行うことです。やはりどうやって知ってもらうかは、大きな悩みなのです。
ネットでいかに知ってもらうか、サイトに人を集めるには質問を良く受けます。「お客様をどう回すか」より「新しいお客様に来てもらう」の質問の方が多いです。相談すれば予想もしえなかった集客法を知れるのではないかと期待される人もいます。しかし、そんなことはありません。ウェブサイトにお客様を集める方法は、集約すると4つしかありません。
ウェブサイトにお客様を集める方法は4つ
1.広告を使う
真っ先に思いつく方法です。新聞・雑誌・テレビなどの既存メディアの広告。もしくはインターネット広告を使って、ウェブサイトに新規顧客を集めます。チラシの配布や、顧客リストの購入などもこの類に入るでしょう。つまり、お金をかけて人を集めるということです。
2.検索ヒットを狙う
お客様がネット検索をしたとき、サイトが上位に出れば知られる可能性があります。しかし、いわゆるビッグワードは大手が押さえています。とすれば、ニッチなキーワードやロングテールを狙うしかありません。つまり、コンテンツ(テキスト)の量が勝敗を左右します。
3.メディア拡散を狙う
インターネットメディア、既存メディアの力もまだまだバカにはできません。メディアが取り上げたくなるような商品・企画を立ち上げ、PR等の発信を続けていく。どこかでハマれば凄まじいアクセスが見込めます。
4.顧客リストを流す
リアルビジネスで顧客リストを持っていれば、ウェブに流すことで来客が増えます。つまり「リアルでブランドがある企業は、ネットでも圧倒的に有利」ということです。リアルでブランド・認知がある会社はネットも力を入れましょう。
人に知ってもらう、注目してもらうための方法は上記しかありません。あとはこの4つのうちどれを頑張りますか?という話です。商品を変え、見せ方を変え、露出先を変え、データ分析を駆使して、どこを「手探り」しますか?
ご相談をいただいた方にこれらを説明すると、「あなたが言ったこと、全部やりました。でもダメなんです。他の方法を教えてください」と言われることがあります。違うんですまだまだ「手探り」が甘いんです。
人に知ってもらう、注目してもらうためには4つの方法しかない。まずはそれを十分理解して戦略を立てていきましょう。次回から詳細な説明に入っていきます。
つづきはこちら。
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