すごーーーくわかりやすく、インターネットマーケティングというものを書いていきます。(前回はこちら)
「岩佐豊の大型国庫補助金」というタイトルで検索すると、1ページ目の一番上に出てくる。それはそれで良いことなのですが、問題は、「岩佐豊の大型国庫補助金」を知らない人に「岩佐豊の大型国庫補助金」というウェブサイトを知ってもらうにはどうすればいいか、というところです。「岩佐豊の大型国庫補助金」というウェブサイトを知っている人は、あくまで既存のお客様(以下、既存顧客)であり、新しいお客様(以下、新規顧客)からの問い合わせをもらうことが、このウェブサイトの目的、ですよね。
ちなみに言うと、「岩佐豊の大型国庫補助金」を知らない人に「岩佐豊の大型国庫補助金」のウェブサイトを知ってもらう必要のないサイトもあります。さて、それは、どんなウェブサイトでしょうか?ちっちっちっち・・ポーン。それは、すでにインターネットではないリアルの世界で認知があるブランドのウェブサイトです。
例えば、ユニクロ、阪神タイガース、トヨタ、東京ガス、サマンサタバサ、積水ハウス・・こちらの企業の方すいません。一般的なブランド認知がある代表的な企業・サービスとして名前を使わせてもらいました。こんな会社さんやサービスは、すでにリアルの世界でブランドとしての認知があるため、インターネットでわざわざ新しいお客様を集めなくてもいいわけです。
もちろん、上記の会社さんやそのサービスは、一般的にブランドとして認知されるために時間もお金もアイデアも数々の苦労をされているでしょうし、インターネットから全くもって新しいお客様が「必要ない」というわけではないでしょう。とはいえ、このような「インターネット外で一般的に知られているか、知られていないか」というのは、インターネットマーケティングを行う上で、重要な分岐点になります。
「インターネット外で一般的に知られている」会社さんやサービスは、いかにしてリアルのお客様をインターネットのウェブサイトと繋ぐか、というところがマーケティングの第一のポイントになってきます。逆に、「インターネット外で一般的に知られていない」会社さんやサービスは、いかにしてインターネットで会社やサービスを知ってもらうか、というところがマーケティングの第一のポイントになります。
「岩佐豊の大型国庫補助金」はもちろん後者ですし、弊社・株式会社ECマーケティング人財育成もそうですし、日本中の、いや世界中の会社やサービスのほとんどが「一般的に知られていない」会社やサービスですよね。やっぱり、「どうやって知ってもらうか」がポイントになるわけです。
あくまで例のひとつとして挙げていますが、「岩佐豊の大型国庫補助金」の場合、まずは弊社の取締役で元ダイヤモンド社社長の岩佐さんのお知り合いの方、もしくは私の知り合いの方、この方たちには「岩佐豊の大型国庫補助金」というサイトがオープンしましたよ、大型国庫補助金を獲得するためのお手伝いをすることができますよ、と伝えることができます。これは、口頭で懇切丁寧に、質問にも答えながら説明することができます。
もうひとつは、twitterやfacebookやブログなど、個人が行っているメディアでの拡散です。岩佐さんはtwitterもfacebookもブログもやっていませんが、私はその3つとも使っているので、「岩佐さん主宰のこんなウェブサイトをオープンしましたよ。周りにお困りの方がいれば伝えてあげてください」みたいなことを発信することができます。そしてもちろん、私はウェブサイトをオープンした日に、それを自分のメディアで告知しました。
とはいえ、です。ここまでやったとしても、伝わるのはごくごく限られた仲間うちに対してです。そして、何よりも問題なのは、口頭やメディアを使って500人、1,000人の仲間に発信することができたとしても、「そのサービスを求めている人か」、つまりサービスの「潜在顧客」なのかは、全くの別問題なんですね。そうなると、伝えることに「意味が無い」ことは決してないものの、「暖簾に腕押し」状態なわけです。
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