著者:石田 麻琴

10月より、ECMJの六期目がスタートしました。【no.1107】

 10月1日より、株式会社ECマーケティング人財育成の六期目がスタートしました。

 2011年の10月の創業から、丸5年が経ったことになります。ECMJのクライアントの皆さんをはじめ、ECMJセミナーに参加してくれた皆さん、ECMJブログを読んでくれた皆さんに支えてもらって、五期目を終えることができました。本当に感謝をしています。

 私は典型的なサラリーマン家庭で育ちました。両親にも、「いい大学に入って、いい会社に勤めて、安定した一生を過ごしなさい」と子どもの頃から教えられてきました。ですから、自営で仕事をするという選択肢はまったくありませんでした。いまでも、自分が不思議で仕方がありません。

 創業一期目から三期目までは、苦しい経営状況が続いていたこともありました。四期目から一気にクライアントさんの数も増え、五期目には大きく黒字を出すことができました。六期目、ECマーケティング人財育成として取り組んでいきたいことは「投資」です。

 ネットショップも、まずは自力で改善を続けることが大事です。自社の商品を販売して、お客様にとって商品が合わないのか、それとも提案の方法が合わないのか、サービスが合わないのか、市場の中での尖りや差別性が足りないのか、まずは自分で仮説を立てて、PDCAを回していくことが必要と思います。

 たとえば、広告や人財の投入など、ネットショップに対して「投資」をするとすれば、まずは改善の成果として「これでいける!」という実績をつくることです。ネットショップのスタイルを確立しないまま、「投資」をしたとしても、本当の問題点がわからないまま、軸が定まらないまま、ザルに水を流している状態になります。

 ECマーケティング人財育成にとっての5年間は「これでいける!」の実績をつくるための5年間でした。ここから、さらにたくさんの皆さんにECマーケティング人財育成のコンサルティングとコーチングを知ってもらえるように、「投資」をしていきたいと考えています。

 2013年の8月に、ECMJセミナーをスタートさせました。翌9月からECMJブログをスタートさせました。ECMJセミナーは今月の26日の開催で36回目。ECMJブログは毎日更新が1,100回を超えています。ECMJブログに関しては、今後POD(プリントオンデマンド)での書籍化も検討しています。ご興味を持っていただくと嬉しいです。

 実は五期目が終了したら、ECマーケティング人財育成のクライアントの皆さん、サポートをしてくれている皆さんを集めたパーティーを開催しようと考えていました。五期目の途中である今年の7月に、特別セミナーと交流会を企画したため、今回の開催は見送りました。あと5年後。十期目が終わった2021年の9月に、皆さんをお迎えできるように努力を重ねていきたいと思っています。

 正直、会社をスタートしたばかりの頃は5年間も続けることができるとは思っていませんでした。1-2年で終了かと思っていました。二期目、三期目には「もういいんじゃないか?」と思うこともなくもありませんでした。5年間続けられたことが、本当に不思議です。

 ECマーケティング人財育成はまだまだ小さな会社です。ただ、クライアントの皆さんや知ってくれている皆さんにとって、小さくてもダイヤモンドのように「キラリ」と光る存在でありたいと思っています。今日も明日も、真面目に毎日コツコツと精進します。派手な会社ではありません。でもそれが、「強み」です。

 おわり。