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ミーティングで実行力をつける5つのポイント。「ファシリテーターの必要性」「スモールステップの作り方」 「開き方と頻度」など。【no.0017】

 スタッフの皆さんに確実に「実行」してもらい、その実践から着実に実力をつけ続けてもらうために、強化していきたいのは「ミーティング」です。「ミーティングの開催→施策の決定→日々の施策の実行→成果の検証→次のミーティングの開催」のサイクルをより効果的に回していくポイントとして、5つを挙げます。

①ミーティングにおけるファシリテーターの必要性

 →ミーティングの調整・進行・まとめ役を務める人が必要です。ミーティングで決定した施策の担当を割り振っていくことが重要な役目になります。ファシリテーターが気を付けるべきポイントは後ほど。

②ネクストステップ、スモールステップの作り方

 →課題を分解して施策化ができると、ゴールに向かってより着実に前進していけるようなります。いかに担当者に負担を少なく感じてもらえるかも重要なポイントです。

③ミーティングの開き方と頻度

 →全員が「参加」できる(つまり発言できる)規模のミーティングが理想的です。ミーティングの「時間は短く、頻度は多く」が基本になります。

④当事者(担当者)の意見の尊重

 →「実行する」担当者に自分の意思で施策や方針を決めてもらいます。自分自身で決めたからこそ、結果に直視できるようになり、自信と成長に繋がるわけです。

⑤経営者、事業責任者を含めた全メンバーの成果検証力の強化

 →ミーティングでは「実行した施策」と「結果の数字」を必ずセットで話してもらいます。どちらか一方の報告だけではいけません。それをチームとして徹底することが肝心です。

 以上、5つのポイントには各々全ての要素が相互に関わっているので、同じ説明を繰り返すこともあると思いますが、次回以降のコラムで詳しくお話ししていきたいと思います。会社のペースで少しずつ、しかし着実に人材育成を進めていきましょう。オーバーペースでスタートして、途中で止まってしまわないように。大切なのは「継続」することです。

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