著者:石田 麻琴

マーケティングブログを毎日書いて365日が経ちました。【no.0365】

 お気づきの方も多いと思いますが、ブログのタイトルに「no.」がついています。今回のブログは「no.365」です。つまり、毎日ブログを書き続けて1年が経ったわけです。

 毎日、毎日、1,500文字から2,000文字ほどの文章を書き続けて365日。やっと1年目が終わりました。早かったのか、長かったのか、どちらかというと早かった気がします。毎日書き続けるのは決して楽ではないですが、思ったより厳しいわけでもありませんでした。何でもそうですよね。大変だけど、思っているよりは大変じゃない、という。

 今日でこのブログは終わりではなく、基本的に私が引退するまで(つまり死ぬまで)毎日更新が続くわけなのですが、ひとまずこの365日を終えて感じたことを書いてみようと思います。

 まず、思ったよりアクセスは増えていません。C(コンシューマー)向けのブログではなく、B(ビジネス、企業)向けのブログは、あまりアクセスが伸びないということがわかりました。過去にiPhone5が故障したときの記事を書きましたが、それが未だに一番アクセスのある記事です。やはり、アクセスを稼ぐという意味では、C(コンシューマー)向けのブログにはかないません。

 しかしながら、B(ビジネス、企業)向けのブログは、アクセスの中身の濃度が変わってきます。弊社の理念に共感してくれる方に定期的に読んでもらえるようになりました。「コンサルタント」とひと言名乗っていても、なかなかその得体が知れないものですが、毎日ブログを書いていることで「何を原則としているコンサルタントか」をご理解いただける機会が増えたと思っています。(最近、よく「鬼切社長読んでます」と言われるようになりました)

 毎日続けていると、「よくそんなにネタがあるねぇ」と言われるのですが、ネタは無限にあることがわかりました。というより、読者の方にとってブログのネタがたくさんあるように感じているだけで、私としては1つのことしか言っていないつもりです。それは「いろいろあるけど、それを実践できる『人』がいなきゃ始まらないでしょ」これだけなんです。ネットショップの規模別の話や、改善指標の話、鬼切社長の話も全部同じです。

 書くタイミングや書くスピードも変わりました。最初は、毎日書いていました。毎朝9時から書き始めて、ネタから考え始めるので3時間くらいかかっていました。いまは、ネタを1週間分先に考えておいて、書く時間を設け一気に溜め書きしてしまうので、1日に3本とか4本を各40分くらいで書き上げます。実は、これを書いているのは9/15、本日5本目です。書き溜めておくと、毎朝に予約投稿ができるメリットもあります

 書き溜めておくことにはデメリットもあります。どうしても時流のネタに後れを取ってしまうんです。これは次の一年の課題にしようと思っていて、やはりホットなネタを鮮度が良いうちに書きたいと思っています。今って、本当に情報の鮮度が短いじゃないですか。大きなニュースであればあるほど、翌日にはお腹いっぱいの状態になってしまうような。

 あとは、連載ものですね。今も連載している「鬼切社長シリーズ」や、もう終っちゃいましたが「運営者時代の話」、そして「アイドル芸能事務所の話」などなど、好評でした。自分としてもストーリー調の文章の方が書きやすいので、連載を次の1年は強化していきたいと考えています。マーケティング理論系の話は、きっと難しいんですよね。私の文章自体が、たぶんあまり親切ではないんだと思います。弊社役員にも「石田の文章は前のめり過ぎる。4倍に薄めて書け」と怒られていますから・・やはり伝わらなければ意味がないですもんね。

 ということで、明日から2年目が始まります。次の節目は「no.730」ですね。また2年続けて何が起こったかを書きたいと思うので、2年目も引き続きよろしくお願いします。みなさん、ECMJブログを周りに紹介してくださいね!