さて、土曜日なのでまとめです。
今回のまとめは前回に引き続き、ネットショップのあるあるストーリー「鬼切社長シリーズ」をまとめていきたいと思います。前回は第三十七話から第四十四話までをまとめました。今回は第四十五話からスタートしています。二子(にこ)社長の「ネットショップの運営経費」についてのレクチャーは、物流費からシステム利用料、広告費へと進んでいきます。
第四十五話 年商1億円、利益=20%、商品原価=35%、物流費=39%【no.0354】
http://www.ecmj.co.jp/?p=4264
商品原価率、物流費率までの説明を終えた二子社長は、それまでの内容を鬼切社長に説明させます。理解が乏しいこと、説明が下手なことがバレて恥ずかしい思いをする鬼切社長でしたが、スタッフの前で恥をかかないようにと考える二子社長の優しさでした。これまで話してきた、利益率、商品原価率、物流費率を加えた時点で、すでに経費的な余裕がないことに鬼切社長は気がつきます。
第四十六話 ショッピングモールと自社サイト。ネットショップ出店の違い【no.0362】
http://www.ecmj.co.jp/?p=4331
物流費(率)に続き、二子社長が説明したのは「システム利用料」についてでした。ネットショップを運営していくにあたってのシステム利用料は主に2つの部類に分かれます。ひとつ目は、インターネット上にネットショップを出店するための費用です。月額固定の料金でかかる「出店費用」、売上毎に課金される「ロイヤルティ」。二子社長は、「出店費用とロイヤルティ」について、ショッピングモールと自社サイトの出店料の違いを説明しました。
第四十七話 歩くために持つのは、いつの時代も変わらない原理原則【no.0366】
http://www.ecmj.co.jp/?p=4382
無料のショッピングカートの存在を知った鬼切社長は、「そちらの方がいいのではないか?」と二子社長に提案をします。二子社長は、有料のショッピングカートと無料のショッピングカートのどちらを薦めるわけでもなく、しかも「どのショッピングカートを選ぶかは、最後の選択ですよ」と言いました。その言葉に首を傾げる鬼切社長に、二子社長は「マーケティングの原理原則」を説きます。
第四十八話 ロイヤルティを払ってまでショッピングモールに出店する意味とは【no.0369】
http://www.ecmj.co.jp/?p=4392
「マーケティングの原理原則」を踏まえた上で、ショッピングモールの「出店費用とロイヤルティ」について二子社長は再度説明をしました。ショッピングモールの多くが「ロイヤルティ」がかかる「有料」のものですが、そもそも「なぜ有料であるのか」ということです。それを知らずに「無料の方が得だよね」と選んでしまうのは早計。二子社長はメリットとデメリットをしっかり知った上で、鬼切社長にネットショップを始めて欲しいと思ったのでした。
第四十九話 イニシャルコストと必要経費の違いとは【no.0372】
http://www.ecmj.co.jp/?p=4417
「無料の方がいいんじゃない?」と思った鬼切社長ですが、実際に「有料」のショッピングカートの値段を知ると「意外に安いんじゃない?」と思うようになりました。もし、おにぎり水産のネットショップが年商1億円を実現できたなら、出店費用は物流費の50分の1にもなりません。しかし、人は「目先のイニシャルコストを抑えたい」という気持ちが働きます。ネットショップの成長のために、「それはコストなのか、投資なのか」を見極めることが大切だ、と二子社長は言いました。
第五十話 ネットショップの決済方法は、クレジットカードと?【no.0376】
http://www.ecmj.co.jp/?p=4425
ネットショップのシステム利用料のひとつは「出店手数料とロイヤルティ」でしたが、もうひとつのシステム利用料として代表的なのが「決済手数料」です。ネットショップにクレジットカードの決済機能をつける場合、クレジット決済代行会社と契約をしなくてはなりません。クレジットカードをメインで使われることが多いネットショップですが、クレジット番号をサイトに入力することに抵抗のある方もいます。そのために、どのような決済機能を用意すると「お客様にとって良いのか」、二子社長が鬼切社長に説明をしました。
「鬼切シリーズまとめ」つづく。