著者:石田 麻琴

BPIAとすごしたこの2年を振り返る。【no.0068】

■本日はビジネスプラットフォーム革新協議会の総会です‥!

 本日11月14日は、弊社も会員になっているビジネスプラットフォーム革新協議会の総会なのだが、あいにくさいたま商工会議所での講演会が入ってしまったため、参加ができない。ちゃっかり、懇親会には参加するんですけどね。

 ビジネスプラットフォーム革新協議会ではWebビジネス研究会という勉強会をナビゲータとして担当させていただいている。インターネットビジネス界隈で活躍中の方をゲスト講師としてお呼びし、ご講演いただき、会員やビジターの参加者で知見を広げていこう、という研究会だ。前回、プライスウォーターハウスクーパーズさんの会議室で行った第11回まで、すでに2年以上、ナビゲータを担当させていただいていて、2年前はどんなころだったかと言うと、独立して間もなく、という頃だった。

 2年前、セミナーや講演、またコンサルティング支援のお仕事を少しずついただいたころではあったが、BPIAのナビゲータは流石に荷が重いと思っていた。なにせ、ビジネスプラットフォーム革新協議会の会長は、元日本IBMの副社長で元日本テレコムの社長、現在は株式会社シグマクシスの代表取締役兼社長である倉重英樹氏。副会長に株式会社三技協の仙石通泰氏と一般社団法人中部産業連盟副会長総合事業本部長の竹内弘之氏。その他、常任理事には日本ヒューレット・パッカード株式会社、NECソフト株式会社、プライスウォーターハウスクーパーズ株式会社、日本オラクル株式会社などなど、錚々たる企業の役員の方々が・・

■恐ろしく緊張した、倉重会長へのプレゼンテーション‥!

 Webビジネス研究会発足にあたって、最初に参加させていただいたのが、ビジネスプラットフォーム革新協議会の理事会だったのだが、会長・副会長・常務理事の方々の前で研究会の行なったプレゼンテーションは本当に緊張したし、まだ独立したばかりで全く実績がない人間が同じ場所にいて、自信をもって理屈をこねてよいのか、かなり迷いもあったわけだ。だって、ビジネスプラットフォーム革新協議会の理事の皆さんは、ほとんどの方が60歳以上、50代の方が数名いる程度で、40代の理事でさえ1人もいなかったのだから。当時、31歳だった私はビビるわけでしょう。「お、何の仕事をやってるのかわからないが、若い子が来たな」くらいにしか思われてなかっただろうけども。

 そんなこんなでWebビジネス研究会をスタートし、前回の開催で11回目。まだまだ続くんだけど、思えば早かった。ナビゲータの仕事というのは、研究会を活性化することが最重要で、ゲスト講師と参加者のズレを繋いだり、懇親会で参加者同士を引き合わせたり、そういう役目なんだけども、最初はどういう態度を取っていいのか良くわからなくて、「俺が主宰者だ!」みたいな横柄な態度を少し取ってしまっていたかもしれない、と今になって思う。きちんと黒子の役割を果たせるようになってきたのは、9回目・10回目が終わったあたりからかな。

■やっぱり長く続けることが実績になり、信用になる‥!

 そんなわけで、独立して全く実績がなかった人間が運よくビジネスプラットフォーム革新協議会に参加させていただくようになって、運よく倉重会長や仙石副会長、理事の皆さんとお付き合いさせてもらえるようになって、Webビジネス研究会のナビゲータを通じてたくさんの方とお付き合いできるようになってきたんだけど、これが実績になるんだよね。やっぱり長く続けることこそ、実績になり、それが信用になるんだとつくづく思うわけだ。

 という経験を自分自身はしているので、どんどんビジネスプラットフォーム革新協議会に参加して欲しいと思うわけですよ。大企業の役員の方々も気さくで、かなり話しやすいです。今後、ビジネスプラットフォーム革新協議会も今までとは少し体制が変わるようで、倉重会長の話を直接聞ける機会や、意見交換・プレゼンテーションをする機会も増えるようだし、15周年を迎えて新しいビジネスプラットフォーム革新協議会ができてくると思います。

 特に、インターネットビジネス業界の若い人にはぜひ参加して欲しい。1つにはビジネスプラットフォーム革新協議会に若い会社が少ないので、っていうのがあるんだけど、やっぱり今の環境とは違った全く新しい人の繋がりができるから。私自身もビジネスプラットフォーム革新協議会の方々とお付き合いをするようになってから、ITシステム業界の変遷とか課題を知るようになったし、業界を横断的に見れることって、これからより重要になるんじゃないかな、と思います。

 では、さいたま商工会議所に行ってきます。