すごーーーくわかりやすく、インターネットマーケティングというものを書いていきます。(前回はこちら)
ということで、新しいサイトがやっとインターネット検索にかかるようになりました。これで「どこ探してもホームページ(ウェブサイト)が見つからないよ!!」という連絡はこなくなったのですが、「補助金ってキーワードで検索に出ますか?」という質問はきます。共通言語がないと、どう返答するか、どう解説を交えるかに困ってしまうところなんです・・汗
ここまでのところを、簡単にわかりやすくまとめてみます。
通常、リアルの世界(インターネットの世界ではない世界)で建物を建てるときは、まずその建物を建てる場所を決めますよね。家を建てる場合も、店舗をオープンする場合も、畑を作る場合も、みんな一緒で、最初にやる仕事は「場所を決めること」だと思います。
例えば、「東京都練馬区中村北1-13-9」。すいません、これ、私が15年前まで住んでいた住所です。この「東京都練馬区中村北1-13-9」が先に決まり、そこに家を建てていきます。家の基礎を作って、骨組みを作って、外枠を作って、インフラを整えて、部屋割りを決めて、みたいなことをやっていくわけですね。
インターネットの場合、この建物を建てる「場所=住所」にあたるのが「URL」というものです。この「URL」上にウェブサイトという「建物」を立てていくのですが、じゃあ「ドメイン」って何ですか?という話です。こちらのECマーケティング人財育成のウェブサイトのURLは「http://www.ecmj.co.jp/」です。そしてドメインは「ecmj.co.jp」になります。
ここは超簡単に言ってしまうと、URLの「http://www.」までが「インターネットの」という住所、「ecmj.co.jp」が「東京都練馬区中村北1-13-9」という住所だと考えてください。「東京都練馬区中村北1-13-9」も「地球の日本国の東京都練馬区中村北1-13-9」というように本来は書かなきゃいけないんですよね。日本国内だから「東京都練馬区中村北1-13-9」で通じるわけで、宇宙では「地球の日本国の東京都練馬区中村北1-13-9」と書かないと通じない、というわけです。
ということで、URLとドメインは「住所」だということ、おわかりいただけたでしょうか。インターネットには土地という概念がないので、「ecmj.co.jp」というように、自分が好きな住所を設定することができます。「ecmj.com」も可能ですし「ecmj.tokyo」も可能です。「ishidamakoto.net」なんかも取得可能です。もちろん、住所が他の人と重なることはできないので、あくまで「他の誰かが取得していない場合」のみ可能になります。
さて、インターネットにおける「URL」と「ドメイン」が「場所=住所」だという上で、その「住所」の上にのる「建物」の話です。その「建物」がリアルの世界だと、家だったり、マンションだったり、ビルだったり、店舗だったりしますが、インターネットの世界では「建物」の上にのるのは「ウェブサイト」ということになります。細かくいえば、その「建物=ウェブサイト」がホームページ(コーポレートサイト)だったり、Eコマースサイトだったり、WEBサービスサイトだったり、情報メディアだったりしますが、まずは「建物=ウェブサイト」ということでおさえておきましょう。
では、「建物=ウェブサイト」をどうやって作っていくか。まず何を目的にしたウェブサイトにするかを考えます。そして、ウェブサイトにどんな情報を載せるかを考えます。さらに、ウェブサイトに載せる情報をどのように見せるかを考えます。ここまでが、いわゆるウェブサイトの「デザインとレイアウト」を考える、ところに紐づいていきます。
ここはリアルの「建物」を考えてもらっても同じだと思います。リアルの世界と違うところと言えば、インターネットはヴァーチャルの世界ですから、「建物=ウェブサイト」の広さに制限はありませんし、一度ピンクに塗った壁の色をグリーンに塗りなおすのも簡単です。そして、「場所=住所」が決まっていなくても、「建物=ウェブサイト」を作ることができます。次回はこの続きから。
つづきはこちら。