すごーーーくわかりやすく、インターネットマーケティングというものを書いていきます。(前回はこちら)
「なぜそうなったかがわかれば、どうすればそうなるかがわかる」。インターネットマーケティングに取り組むとき、この考え方を理解しておくことが重要です。
例として、何か他の言葉を当てはめてみましょう。「なぜ体重が減ったのかがわかれば、どうすれば体重が減るのかがわかる」。この言葉はどうでしょうか?
ダイエットをするとき、やることはたったふたつです。食事制限をするか、運動をするかのどちらかになると思います。食べるものを管理する方法と身体を動かす方法です。
では、食事制限と運動を具体的にはどのようにすれば良いのか。炭水化物を食べないようにするのか、それとも肉と野菜の摂取比率を変えるのか。食事の前にサプリメントなどを飲んでおくのがいいのか。具体的なアプローチと考えると様々な方法が考えられると思います。
運動についても同様です。走るのが良いのか、筋トレをするのがいいのか、それともバイク(自転車)をこぐのが良いのか。バイクをこぐとすれば、どれくらいの速さでどれくらいの距離をこげばいいのか。具体的なアプローチを考えると、こちらも様々あると思います。
ダイエットのためにやることは、基本的にはたったふたつ「食事制限」と「運動」。しかし、「食事制限」と「運動」を具体化すると、様々な方法、様々な条件がある。具体的なアプローチとして、「これをやりなさい」という本がたくさん出ていますが、本質的に重要なのは「自分に合った方法」でダイエットをすることではないでしょうか。
例えば、1キロ走って1キロ体重が減ったとします。そうしたら、「もう1キロ走れば、もう1キロ体重が落ちるのではないか?」と考えることができます。しかし、もう1キロ走ってみたけど、実際は0.5キロしか体重が落ちなかった。じゃあ、今度は1キロ走るのに加えて、腹筋を20回やってみよう。0.7キロしか落ちなかった。では、腹筋は効果がないようなので、炭水化物の量を減らすことに切り替えよう。そうしたら1.2キロ落とすことができた。次は・・というように、「原因」と「結果」の相関性を考えながら、アプローチを変えていく。これが「なぜ体重が減ったのかがわかれば、どうすれば体重が減るのかがわかる」の考え方です。
インターネットマーケティングを持続的に成長させ、成功させるためには、この「なぜそうなったかがわかれば、どうすればそうなるかがわかる」の考え方を理解していることが重要です。
インターネットマーケティングのポイントは、「データ」にあります。ユーザー(お客様)が何人WEBサイトにアクセスしてくれたのか、ユーザー(お客様)はどこのWEBサイトからやってきたのか、ユーザー(お客様)はどのサービス・商品を検討してくれたのか、ユーザー(お客様)はどれくらいWEBサイトに滞在してくれたのか、ユーザー(お客様)は何を買ってくれたのか。これらの情報をすべて毎日確認することができます。リアルタイムで確認することさえも可能です。
この「データ」を活用して、「原因」と「結果」の相関性を探していく。これがインターネットマーケティングの「カイゼン活動」ということになります。リアルのビジネスでは、上記のようなデータを取得することが容易ではありません。リアルタイムでの集計はまず無理です。インターネットは「データ」を細かく取れるからこそ、「なぜそうなったかがわかれば、どうすればそうなるかがわかる」の考え方を活用することができるわけです。
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