すごーーーくわかりやすく、インターネットマーケティングというものを書いていきます。(前回はこちら)
もし、自社のウェブサイトに含まれるキーワードで検索されたとしても、検索をしたユーザーが検索結果の2ページ目、3ページ目くらいまでしか見ないんだったら検索にヒットしたって意味はないよね。だったら、なんとしても1ページ目、2ページ目、3ページ目までに自社のウェブサイトを表示する方法はないのだろうか。そこで、手段として紹介した解決策が、SEO対策(検索対策)とリスティング広告(PPC広告)でした。
私は専門家ではないので、技術的・ノウハウ的なところの話は控えますが、前回のブログを読んでもらうと、SEO対策(検索対策)とはどんなものなのか、リスティング広告(PPC広告)とはどんなものなのかが何となくわかってもらえたかなと思います。
SEO対策(検索対策)、リスティング広告(PPC広告)とも、「自社で施策を行う」という選択肢と「専門家にお任せする」という選択肢があります。もし、「自社で施策を行う」という選択肢を取ったとき、SEO対策(検索対策)であれば、本を買ったりセミナーに参加したりウェブサイトから情報を集めたりして、比較的廉価で施策を行うことができます。
リスティング広告(PPC広告)の場合は、そもそも「クリック課金型(=検索結果でリンクがクリックされるたびにお金がかかる)」広告ですから、お金をかけないで「自社で施策を行う」ということができません。「どうせお金がかかるならば、ノウハウを持っているところにお任せして・・」という考え方もアリです。広告代理店やリスティング広告(PPC広告)の運用代行会社にお任せすると、固定の運用費、もしくは広告費×20%程度の運用費を支払うのが一般的です。
例えば、月間で100万円分、リスティング広告(PPC広告)を利用する場合、固定の運用費(例えば月額15万円)、広告費×20%(100万円×20%=20万円)ということになります。最適化された運用ノウハウを利用させてもらうかわりに15万円なり20万円を支払うのか、自社から担当をつけてノウハウを蓄積しながら運用するのか、ここは経営者の判断というところです。
事業成長のために広告の予算がしっかり取れ、利益確保よりもまずボリューム(売上)を重要視する企業(基本的に大企業)ならば、SEO対策(検索対策)もリスティング広告(PPC広告)も「プロの専門家にお任せしましょう」ということになりますが、多くの企業(基本的に中小零細)にとっては、「本気でインターネットに取り組みたいけれど、広告予算はあまり付けられないし(付けたくないし)・・」という感じになると思います。
SEO対策(検索対策)、リスティング広告(PPC広告)とも、「いずれプロの専門家にお任せする」かもしれないけれども、まずは本を買ったりセミナーに行ったりウェブサイトで情報を収集して、自社で運用をしてみることをおすすめします。本当は、広告予算がつけられる大企業の担当の方々も、まずは自社で半年くらい運用をしてみるのがおすすめです。
理由はシンプルです。自社で運用すれば、自社で運用できそうか否かがわかるからです。自社の運用体制で何とかなりそうなのか、自社のインターネットマーケティングの知識で何とかなりそうなのか、自社のスキルレベルで何とかなりそうなのか、そして自社に「運用に向いていそうな人」はいるか、これも重要です。まずはここを見定めつつ、学びつつ、インターネットマーケティングを成長させていきましょう。
やはり、実力は実践から身につきます。本を読んで、セミナーに参加して、知った気になるのではなく、実際にウェブサイトを触ってみてください。そうすると、「原理」がわかりますから。この「原理を知っている」ということが、プロの専門家と話すときも非常に大事です。世の中、「原理」を知らない人間が、騙されます。
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