自分との約束を守る。簡単なようで難しいこと【no.2008】
自分との約束を守る。簡単なようで難しいことです。自分だけは常に自分のことを見ています。
すべて自分との約束で解決ができる
人は人との約束は守ります。仕事であれば、アポイントであったり、会議であったり、デートであったり。時間にルーズだったり、内容が不十分だったり、約束自体のクオリティが低い場合もあります。それでも一度他人と決めたことは多くのケースで達成されます。
大切なのは自分で自分の約束を守れるかです。たとえば先に挙げた時間にルーズであること。これは他人と決めた時間にルーズになったことと同時に、「時間を守る」という自分との約束を守らなかったということにもならないでしょうか。
時間を守ることは自分で解決することができます。仕事の内容の充実は自分で解決することができます。約束自体のクオリティも自分で解決することができます。他人との関係性においても、「自分との約束を守る」が重要であるわけです。
リモートワークでより自己管理が重要に
仕事は多くの場合、この「自分との約束を守る」ことによって成立しています。自分との約束が守れない人のために、企業にはマネジメント職が用意されていると言えますが、自分との約束が守れる組織であれば仕事はよりスムーズに、ストレスなく進むことでしょう。
逆に自分との約束を守れないメンバーがチームやプロジェクトにいると、全体の成果の足かせになったりメンバーのストレスの原因になってしまうはずです。そしてリモートワークが一般化している現在においては、自分との約束を守ることの重要性がより上がっているのではないでしょうか。
リモートワークでは、オンラインのネットワークを通じてチームメンバーと適宜つながっているものの、オフィス内のように常に誰かしらの目の届く範囲に自分が存在しているわけではありません。大切なのはまさに自己管理です。ある一定のモラル感と自己管理ができなければ、リモートワークは成立しません。
まず1つ決めたことを守りきる
自分との約束を守れるか守れないか。ルーズになってしまいがちではないか。もしかしたら元々の人間の素養があるのかもしれませんが、自分で自分を鍛えるコツ、組織のメンバーを鍛えるコツがあれば良いでしょう。自分との約束を守るクオリティが何倍もアップしなくても、数十%アップするだけで、仕事のスピードやクオリティは上がっていくはずです。
大切なのは「まず1つ決めたことを守りきる」ことです。そのためにはひとつ「守るべきこと」を書きだす。最初はたったひとつで構いません。この書きだされた約束が果たされているかを自分自身、もしくは組織のメンバーに確認してもらうことです。これを繰り返して「自分との約束を守る自分」を習慣化していくのです。
「自分との約束を守る」。これが徹底できるだけでプロフェッショナルだと思いますし、他者からの評価も上がります。簡単なようで難しいこと。ただこれからの時代により必要になることです。自分との約束、守れているでしょうか。
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