ECMJ(株式会社ECマーケティング人財育成)

道具を揃えないと参加しづらい、キャンプの魅力。後編【no.1687】

(キャンプ道具を買う、後編)

*テントを買うと、それに付随して買わなければいけないものが

 椅子に続いてテントの購入を検討することになった。こちらについても椅子と同様にイオンのスポーツオーソリティに何度かかよって、ブログをみたり友人の意見を聞いたりして時間をかけて選定して・・と思っていたのだが、参加するキャンプイベントが1週間後という目前に迫っていたため、Amazon上でのレビューや価格を元にして買うこととなった。

 選んだのはコールマン社の「3025」というテントのスターターパック。スターターパックとはコールマン社が正規に販売しているのかはよくわからないが、テントと室外のマット(地面からの湿気からテントを保護するもの)と室内のマット(地面の石や土のゴロゴロ感を緩和するモノ)がセットになっている商品で、別々に買うよりはかなりお得感があった。Amazonでのレビューも良かったものだ。

 ただ、一旦テントに手を出すと、さらに購入しなければいけないものが出てくるわけだ。

*睡眠用のマット、寝袋はテントに付随して必要

 スターターパックについている室内用のマットだけでは快適には寝られない、と友人から聞き、同じコールマン社の睡眠用のマットを買うこととなった。さらに必要になるのが寝袋。ここはタオルケットや毛布をキャンプ場に持ち込むという手もあるのだが、車に載せることを考えると持ち込みはなかなか難しい。テントの購入に合わせて、テント内の設備も購入することになった。

 キャンプを楽しむために必要なものはまだある。ランプである。当たり前だが、キャンプ場の夜は暗い。多少街灯がついている場所もあるが、少なくともテントの中は真っ暗になる。ここも友人に聞いたところそれなりのものを勧められ(安全性も関わるのだから当然だ)機能性が高いものを購入することになった。

 さて、キャンプに出発する前の段階で、自宅の中はキャンプ道具とAmazonの段ボールでいっぱいとなった。

*本当はまだまだ買わなければいけないものはある

 ―――と、小物を除くと(さらに小物がバカにならないわけだが)購入したものはこんなところなのだが、ここまで紹介した中に含まれないキャンプに必須な道具がある。食事だ。食事をするためのテーブルや焚き火台、ガス台などは今シーズンの購入キャンプ道具には含まれていない。私の家族単体でキャンプに行ったわけではなく、この秋のキャンプについてはベテランの友人に便乗させてもらうカタチだったので、必要性がなかったわけだ。

 しかしながら来シーズン。家族単体(私、妻、息子)でキャンプをおこなうためには確実に料理のための道具が必要になる。実は食器、ホットサンドメーカー、飯盒はすでに購入してしまった。焚き火台の代用になるものも実はすでに購入してしまっている。あー、お金がいくらあっても足りない。WILD-1のようなキャンプ道具専門店にいくと、次に揃えたくなるものがあまた出てきてしまうのである。

 キャンプとは何なのだろうか。コールマン社、スノーピーク社、他のキャンプ道具ブランドの皆さん教えてくれ。

*たっぷりキャンプ道具は買った自分の事実

 キャンプを趣味にするにあたって揃えなければいけないものを揃えながら、さらにキャンプ道具が欲しくなるという私のサイクルを前編後編で紹介したわけだが、大切な事実はここまでキャンプ道具を買い揃えたとしても、私は「まだ2回しか自分のキャンプ道具を使っていない」という事実である。そうなのだ。まったく減価償却できていないのだ。

 これから季節は冬になる。冬のキャンプも良いとは聞いているが、極寒の中家族単体でキャンプ場で過ごす経験値と勇気は私にはない。となると、次のキャンプは4月頃になるのではないかと考えられるのだが、それまでキャンプ道具揃えたい熱をおさえることはできるだろうか。はたまた4か月の時間が私を冷静にさせ、キャンプ熱も冷めてしまうのだろうか。

カテゴリー: 0.ECMJコラムALL, 9.Eコマースこぼれ話

ishida

石田 麻琴 / コンサルタント

株式会社ECマーケティング人財育成・代表取締役。 早稲田大学卒業後、Eコマース事業会社でネットショップ責任者を6年間経験。 BPIA常務理事。協同組合ワイズ総研理事。情報産業経営者稲門会役員。日本道経会理事。 UdemyにてECマーケティング講座配信中。 こちらから