最近感じた身の回りの「ガラッと変化」を3つ【no.1657】
社会の変化、身の回りの変化、人の意識の変化・・「変化」というものはどの時点からそうなったのかはわからないけれども、振り返るとあるときから同時進行的にガラッと起こっているようなところがある気がします。
私も皆さんも人は皆、自分は自分の人生しか生きていなくて、自分の五感で感じたものしか本当の意味ではわからないのだけれども、だからこそ「自分の感覚」ってものは重要だし、結局それに頼って生きていくしかないと思うんですね。
なんて話が哲学的になってしまったけれども、今日は自分の身の回りで起こっている「変化」の話。
*コンビニエンスストアの店員さん
私は埼玉県の戸田市というところに住んでいます。少し説明すると、戸田市は東京都に接していてファミリー層が多いところ。東京の池袋まで20分、新宿まで25分みたいな場所にあります。ちなみにファミリー層が多いのは子ども福祉が手厚いからで、戸田競艇場からの税収が財政を支えているんですね。私にとっては最高の市です。まあ、それはいいとして。
自宅近くのコンビニのひとつがオール外国人の方の店員さんになりました。昼間の時間帯とか、もしかしたら日本人の方もいるのかもしれないけれど、私が知る限りではすべての時間が外国人の方。自宅の近くに3つのコンビニがあるのですが、他の2つの店員さんはオール日本人です。どっちがいいとか悪いとかではなく、「変化」してきてるんだなぁと。
仕事で博多にいく機会がよくあるのですが、博多駅近くのコンビニはすでにほとんど外国人の店員さんです。もう3年くらい前からオール外国人の店員さんなのではないでしょうか。博多駅のような繁華街・オフィス街はどもかく、戸田のような住宅地でもオール外国人の店員さんのコンビニになってきてるんだなぁと。
*台風接近時の対応
8月の上旬、台風13号が関東に接近しました。その少し前に関東から中部、関西方面に抜けていった台風が発生していたこと、また7月の西日本の豪雨の影響も大きいと思うのですが、企業や人の災害時の対応の「変化」を感じました。
実際、台風13号自体は特段危険な台風というものでもなかったわけですが、台風の夕方から翌朝の接近に向けて、早い退社を推奨したり、アポイントの日程を変更したり、翌朝の出勤時間を遅らせたりする会社が多くなりました。また社会人個人としても、会社に対して「明日の朝、台風なので午後出勤にします」と普通にいえる環境が整ってきたように感じます。
以前は、なんだかんだで定時過ぎまで働いたり、ひどい天候でなければアポイント行きましたし、翌朝は電車が遅れていてもとりあえずいつも通り家を出る、みたいなのが普通でしたが社会の雰囲気なんですかね。こういう「人の意識がガラッと変わる」のって。
*8月10日の渋滞
これも企業と個人の変化なのかもしれません。今年のお盆休み。8月11日の土曜日から8月14日、15日、16日あたりかと思います。お盆休みの「終わり」の方はけっこうバラつきがあるようなのですが、暦的にはスタートは8月11日の土曜日なんだとは思うんですけど、8月10日の金曜日の渋滞がすごかったんですよね。
特に工場を持っている大企業では8月10日から休みというところもあったようですが、8月11日からの渋滞を避けるために8月10日から休みをとったのに、多くの人が8月10日から休みをとったものだから8月10日にお盆休みの渋滞が発生してしまった、ってことだと思うんですよね。とにかく、多くの人が8月10日からお休みをとった、ということです。(ちなみに不思議なことに8月10日は夜まで渋滞だった)
これも前項の台風の件と同じように、今まではなんだかんだで8月11日の土曜日から休んでいたと思うんですよね。それが8月10日からになった。自由度が高まったというべきか、それとも日本経済の縮図なのか。
皆さんの周りでも「ガラッと変わったね」ってことがあれば教えてください。ニーズの変化や潜在需要の変化が隠れているような気がします。
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