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10年ぶりにタイ・バンコクにいって感じた10年前との違い【no.1557】

先月の中頃にタイのバンコクにいってきたんですね。深夜便で羽田を出て、深夜便で羽田に帰ってきたので4泊4日みたいなイメージになるのかもしれません。実は10年程前にもバンコクにいったことがあって、感じた違いなんかを書きたいと思います。

*バンコクの街はずっと都市化していた

まあ、ほとんど遊び目的(ゴルフ)でバンコクにいったので仕事目線であまりものをみていなかったのですが、10年前と比べるとずいぶんと都市化した印象でした。

まず高層ビルの数が増えた。タワーマンション的な住居のこともありますし、オフィスビルの場合もあるようなのですが10年前にはほとんど目立たなかった高層ビルが随分と目立つ印象でした。特に「BMW」の広告が全面に貼られていたバイヨークスカイ・ホテルのインパクトが強かったです。313mの「マハナコン」もすごかった。2016年開業なので10年前にはなかったですね。これから2020年までにさらに高層ビルが建っていくようです。

ただ相変わらずだったのが道路の渋滞。通勤の時間帯だと未だにバンコクまで2時間以上かかるのも普通みたいです。渋滞はひどかったですがメルセデスベンツやBMWがたくさん走っていて、お金持ちの方も多いのだなと。日本のブランドだとホンダとトヨタの自動車が目立ちました。レクサスはあまり見なかったですね。

*外国人観光客ばかりだった。危険な香りが減っていた

バンコクの街は外国人観光客だらけ。観光客なのか、それともバックパッカーなのか、それとも長らく滞在をしているのか、ひとりで歩いている外国人(もちろん私も外国人)が増えたという印象があります。10年前は今回ほど外国人が多くなく、道を歩いているとタイの現地の方ばかりだったような記憶が。

10年前はうしろのポケットに財布を入れておくと危ないだとか、パスポートはできるだけ外に持ち歩かないこととか、観光客は狙われるから注意しようだとか、そんな危険な香りがあったし、危険を避けるためのアドバイスをもらったりしていたのですが、それよりも何よりも外国人観光客だらけになってしまっているのでそもそもの危険を感じることがなくなったような状況に。電車の中も外国人だらけ。自分の存在にまったく違和感がありません。なんだかすぐに馴染んでしまう。

道を歩いていると物乞いの人もたくさん見かけたのですが、今回は4人くらいですかね。10年前に比べるとかなり減った気がしました。警察が住む場所を分けたのだと聞きました。

*物価が安いのは変わらない。特にタクシー、マッサージ

物価に関しては10年前と比べてそれほど変わっていないようで安心しました。1バーツが3.4~3.5円(もちろん為替相場によって変わる)なのですが、物価的な感覚からいうと100バーツで日本円の1,000円くらいとのことです。チップで200バーツとかを渡すと、2,000円ほど渡していることになる。けっこうチップだけでも生活できそうですね。

コンビニにいくとミネラルウォーターが7バーツとかで売っている。単純に日本円にすると24円くらいなのだが、100バーツ1,000円の感覚的には120円くらいになるのか。やはり日本よりお得感のあるサービスはタクシーとマッサージ。マッサージは2時間しっかり揉んでもらって(タイ古式マッサージ)600バーツほど。日本だと1分100円が相場なので、2時間で1万円以上になる。タイだと2,000円ちょいだから相当お得。私のようなマッサージ好きにはたまりません。

全体的な感覚からすると「経済成長が著しい」というのが行ってみるとよくわかる。よく言われてることだけど日本負けちゃうかもみたいな感覚に陥る。デジタルサイネージの広告も大きくてビックリした。時代の流れなのだろうか「トゥクトゥク」の数は随分と減っていて少し寂しかったけれども。

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ishida

石田 麻琴 / コンサルタント

株式会社ECマーケティング人財育成・代表取締役。 早稲田大学卒業後、Eコマース事業会社でネットショップ責任者を6年間経験。 BPIA常務理事。協同組合ワイズ総研理事。情報産業経営者稲門会役員。日本道経会理事。 UdemyにてECマーケティング講座配信中。 こちらから