画像とテキストの両方が掲載される広告の作成ポイント【no.1414】
広告の作成について解説をしていきます。
ネットショップへの導線を強化するためにインターネット広告をかけるとき、いくつかのパターンがあります。広告画像だけが掲載されるパターンがあれば、広告テキストだけが掲載されるパターンもあります。広告画像と広告テキストの両方が掲載されるパターンもあります。今回解説するのはこの三番目のパターンです。
*広告画像と広告テキスト、どちらを先につくるか。
広告画像と広告テキストの両方が掲載される場合、画像とテキストのどちらを先につくるか迷いどころです。両方を同時につくっていくこともあると思いますが、おすすめしたいのは「広告テキスト」を先につくる方法です。
まず今回のインターネット広告においてお客様に何を伝えたいか、何を伝えなければいけないかの洗い出しをおこないます。広告のコンセプトです。広告テキストを作成することで、この広告のコンセプトを明確にしていくのです。
*広告はどこに掲載されるのか?広告テキストを作るときの材料になる
自分たちがお客様に何を伝えたいか、何を伝えなければいけないか。広告テキストをつくることで、広告のコンセプトを明確にしていきます。その際、注意したいのが「広告はどこに掲載されるのか?」です。
わかりやすく表現するならば、夏の水着のセールの広告ページに真冬のコートの広告を載せても仕方がありません。周りは水着のセール広告ばかりですから、逆に目立つ可能性もありますが、そもそも夏の水着のセールの広告ページにやってくるのは、夏の水着のセールに興味があるお客様なのです。
広告がどこに掲載されるのか?とは、「お客様はどんな目的をもって広告ページにやってくるのか」と同義です。まずはこの部分をしっかり押さえておきましょう。
*広告テキストでのせたい情報、のせなくて良い情報
広告テキストにのせたい情報は、広告をクリックしないとわからない情報です。たとえば広告のリンク先に8割引のセール商品があったとします。たとえば広告のリンク先にとれたての新米があったとします。広告テキストにその旨が入っていなければ、広告をクリックしなかったお客様に伝わることはありません。広告のコンセプト、伝えたいこと伝えなければいけないことの中から優先順位をつけて広告テキストの限られた文字数に埋め込みましょう。
逆にのせなくて良い情報は広告画像をみればわかる情報です。広告テキストを作成している時点では広告画像ができていなくても、どんな商品を画像の素材に使いたいかはほぼ決まっていると思います。画像を見ることでわかる商品の情報はわざわざ広告テキストに入れなくても構いません。
*広告テキストをベースに広告画像をつくる。
広告テキストで表現した内容をビジュアル化するのが広告画像の役目です。たとえば「1日限定30個!幻のふわとろレアチーズケーキ♪」という広告テキストを作成したとしたら、広告画像では「限定感」と「幻(まぼろし)感」と「ふわとろ感」が表現されていないといけないわけです。広告テキストと広告画像のコンセプトが合致すると、より広告を閲覧したお客様に刺さるようになります。
当然、広告テキストを作成し広告画像をつくった後、広告テキストに改善が加わる可能性もあります。広告テキストからスタートして、「テキスト→画像→テキスト→画像→テキスト」というように何度もブラッシュアップを進めていってください。ただし、広告テキストと広告画像の内容を合致させることを忘れずに。
広告戦略・広告運用についても大切なのは「データをとって、カイゼン」ですが、より良いデータを取得するためにも上記をしっかり押さえておくことが大切です。
おわり。
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