ECMJブログ傑作選「地味、面倒、きついをラクにする方法」「真面目な人間の落とし穴」「レビューは『誰』が書いているかが重要」【no.0433】
さて、土曜日ですので過去ブログのまとめをお届けします。
引き続き、ECMJブログの傑作選をご紹介します。今回が第五弾ということになります。早速、いってみましょう。
・「地味、面倒、きつい」実務を「ラク」にする方法は‥!?【no.0193】
http://www.ecmj.co.jp/?p=2801
仕事って、楽しくはないですよね。結果として「楽しく」なることはありますが、「納期(期限)」と「品質」が前提としてある以上、「自由研究」ではいけないわけですから、プロセスを楽しくするのは難しいのではないでしょうか。たまに、「仕事が楽しくて楽しくて仕方ないです!」という方がいるのですが、なんでそう思えるのかがわからないし、素直に「スゴイなぁ!」って思います。
こうやって毎日ブログを書いていると「スゴイですね」と言ってもらえるのですが、もちろん「ラク」ではないです。毎日書くという「納期(期限)」を会社として設定しているので、ネタがなかったり、時間がなかったりして「体力的・精神的」に書けない日は、のたうち回ることになります。本当に、書けないときって2時間3時間が平気で経ちますから。そんな毎日ブログをやっている私が、「それってもっと『ラク』になりませんか?」と質問されたときの返答がこちら、というわけです。
・真面目な人(特に石田)が陥りやすい改善の罠。【no.0194】
http://www.ecmj.co.jp/?p=2818
この出来事があってから、自分としても気をつけていますし、コンサルティングを行う際にもアドバイスをしていることでもあります。どうしても日々の仕事って、自分の中では「連続している」ものですから、過去の仕事よりも「良いものにしよう」と思ってしまうんですよね。でも、サービスを受けるお客様にとっては、それは断片的なものであるわけです。だから、自分の中での流れに即した形でサービスを変えていってしまうと、お客様には「わかりづらい」ものになってしまいます。これは、「真面目な」性格だからこそ、「もっといいものを」と考えてしまい起こる現象なので、私含め「真面目な」人間は注意した方がいいですね。
・レビューは本当に参考になる?のか。【no.0204】
http://www.ecmj.co.jp/?p=2925
インターネットリテラシーの向上や、ソーシャルメディアの登場によって、より注目されているのが、第三者からの「評価」なのではないかと思います。これまでは、新聞や雑誌、テレビなどのマスメディアからサービスの「評価」の情報を受け取っていましたが、現在では一般のユーザーから「評価」の情報を受け取れるようになったわけです。もちろん、一般のユーザーが「評価」をできるようになった時代でもあります。この現象自体は否定することではないのですが、問題なのはこのインターネット上の「評価」が、サービス提供者のフォローの範囲外に独り歩きしてしまう可能性があることです。いわゆる「炎上」ですね。
マスメディアからの「評価」はメディアという企業を通しての「評価」ですが、一般ユーザーの「評価」はあくまで個人的な感想です。サービスを受ける側に「感度」がないと、間違った「評価」をしてしまい、それがサービス提供者の意図とは異なる方向にいくことがあります。「どんな」評価かよりも、「誰の」評価かが重要なフェイズに、この手のウェブサイトも入ってきているでしょうね。
・Eコマースにおけるコストダウンと売上アップ(コスト編)【no.0227】
http://www.ecmj.co.jp/?p=3114
・Eコマースにおけるコストダウンと売上アップ(売上編)【no.0228】
http://www.ecmj.co.jp/?p=3119
超地味なブログなんですが、この「コスト編」と「売上編」はECMJのネットショップ関連のブログの中でも、最も重要なブログだと思います。内容は、ネットショップ運営に関する「コストダウン」と「売上アップ」という両輪の「理論」です。こちらではまず、コストダウンの理論として、5つの管理法「広告管理」「在庫管理」「物流管理」「システム管理」「運営管理」を挙げています。本来、「広告管理」は売上アップの理論に入るのですが、現状のネットショップ運営では「むしろコスト」になってしまっている面も多く、「いかにして広告を最適化していくか」という考え方のもと、「広告管理」というカテゴリを設定しました。(ちなみに、売上アップには「集客管理」の項目がある)。もし私が将来、ネットショップ理論の本を書くことがあれば、この「コスト編」「売上編」の約15の管理法が根幹になると思います。ぜひ読んでみてくださいね。
つづく。
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