Eコマース事業でしっかりと利益を残すために考えること【no.0524】
さて、土曜日ですのでまとめです。
今回は引き続き、ネットショップのあるあるストーリー「鬼切社長シリーズ」をまとめていきます。前回のまとめが第五十話までだったので、第五十一話から紹介していきます。
第五十一話 クレジットカード決済とコンビニ決済の違いとは【no.0380】
http://www.ecmj.co.jp/?p=4490
二子(にこ)社長によるネットショップの運営経費の話は、ネットショップの決済方法の話になりました。システム利用料として、ロイヤルティを支払う代表的な決済方法はクレジットカード決済です。その他の決済方法として、鬼切社長はコンビニ決済を学びました。クレジットカード決済とコンビニ決済の「違い」はどこにあるのか、二子社長がわかりやすく伝授してくれます。
第五十二話 決済方法の選択肢が増えると、顧客満足は改善するのか【no.0383】
http://www.ecmj.co.jp/?p=4496
コンビニ決済の必要性にいまいちピンときていない様子の鬼切社長。ネットショップの決済方法は、銀行振込、郵便振替、商品代引、クレジットカードの4パターンで良いのでは?という考え方。それで事足りるのに、なぜわざわざコンビニ決済の導入を検討するのか。鬼切社長はネットショップを運営する側からの理屈、二子社長はネットショップを利用する側からの理屈で意見交換をします。
第五十三話 これまでのネットショップ運営では、到底利益は残らない【no.0386】
http://www.ecmj.co.jp/?p=4580
ネットショップの出店費用とロイヤルティ、クレジットカード決済やコンビニ決済に対する手数料の話を聞いた鬼切社長は、ここでシステム利用料を含めたネットショップの運営経費をまとめます。商品原価(率)、物流費(率)、システム利用料(率)を足すと、想定される経費はネットショップの売上の83%。この時点で、おにぎり水産ネットショップが目標にしている20%の利益に届かなくなってしまいました。
第五十四話 片手間に取り組んでも、Eコマース事業は勝てません【no.0390】
http://www.ecmj.co.jp/?p=4588
続いて二子社長が鬼切社長に伝えたのは、固定費でした。おにぎり水産の場合、オフィスの賃料やインターネットの通信費等のインフラ系の費用は、現状自社内で償却していると考え、ネットショップの運営に充てる人件費について考え方を共有しました。鬼切社長は、これまでネットショップにかけていた人財投資が少なかったこと。「売上が上がったら、人財投資する」は通用しないことを学びました。
第五十五話 広告は「悪」ではない。そこに「狙い」のないことが「悪」である【no.0393】
http://www.ecmj.co.jp/?p=4632
鬼切社長はやる気に満ち溢れていましたが、それを抑えるように二子社長は最後の項目「広告費」について話をしました。インターネット広告については苦い思い出があり、「広告」と聞くとシュンとしてしまう鬼切社長でしたが、二子社長のフォローによって立ち直ります。必要以上に広告をかけてしまうことも、別に悪いことではないのです。
第五十六話 現状のネットショップ運営体制だと、利益は7%しか残らない【no.0396】
http://www.ecmj.co.jp/?p=4638
広告の出稿でも、工場の設備投資でも大切なのは一緒です。そこにどんな「狙い」があるのか、「戦略」があるのか。チャレンジ自体は失敗でも、そこから学ぶことがあれば、次への糧となる。しかし、「ほったらかし」にしてしまうようでは、成功は少しずつ遠のいていく。二子社長は鬼切社長に伝えたかったのはそこでした。鬼切社長は二子社長との打ち合わせのまとめとして、再び「一本の線」を書いてネットショップにおける運営経費の確認をしました。
第五十六話 ネットショップ担当が兼任で、そもそも年商1億円に到達するのか!?【no.0399】
http://www.ecmj.co.jp/?p=4668
二子社長との打ち合わせがあった翌々日、おにぎり水産には無精ヒゲをたくわえた猪井氏(いいし)先生がやってきました。鬼切社長がネットショップ運営の目標として掲げた「売上年商1億円、利益2,000万円」のイメージを固めることができたか、チェックをしにきたのでした。二子社長との勉強会から、「利益2,000万円」に対して非常に弱気になった鬼切社長に、猪井氏先生のカミナリが落ちることになります。
「鬼切シリーズまとめ」つづく。
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