始めていない間は全てが想像。始めてから変えていくことが重要【no.0552】
さて、土曜日ですのでまとめです。
今回も、ネットショップあるあるストーリー「鬼切シリーズ」のまとめを紹介します。第七十六話からです。鬼切社長の元に、猪井氏(いいし)事務所のシステム担当である麻間(あさま)さんがやってきました。
第七十六話 スマホコマースでは、情報の見逃しが多くなる?【no.0476】
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鬼切社長と麻間さんはスマートフォンで表示されるネットショップのレイアウトについて話を始めました。スマートフォンでの表示はパソコンとは異なり、縦長にコンテンツが並ぶ傾向にあります。スマートフォンの画面サイズから仕方がないことです。今後ネットショップを成長させるために、小さい画面サイズでの商品画像の見せ方や、決済・配送などの情報の伝え方を研究する必要があると、鬼切社長と麻間さんは考えました。
第七十七話 インターネットの未来を「原理原則から考える」【no.0483】
http://www.ecmj.co.jp/?p=5570
現状のスマートフォン用ページの多くは、パソコンのデザインを自動的にスマートフォン化しているものが多くあります。しかし、これからスマートフォンでネットショップをする人にショッピングを楽しんでもらうに当たって、「自動化」が果たして良いのか。麻間さんの意見でした。本質的には、パソコンのサイトとスマートフォンのサイトを「別物」として考え、各々にマーケティング担当者をつけることが理想だと鬼切社長は考えました。
第七十八話 大切なのは、市場環境の変化によって「変えられる」準備をしておくこと【no.0490】
http://www.ecmj.co.jp/?p=5607
麻間さんの質問にしたがっておにぎり水産の新しいネットショップの構想が決まっていきます。あまりにスムーズに構想が固まっていくことに鬼切社長は「これでいいのか?もっと議論した方がいいのではないか?」と不安になりました。麻間さんが鬼切社長に伝えたのは、「市場環境の変化によって『変えられる』準備をしておくこと」が大事だということでした。現状の構想はあくまで自分の中での想像でしかないということです。
第八十話 「最初に出会った方」が成功を左右する。しかしそれは「運」であり「縁」【no.0497】
http://www.ecmj.co.jp/?p=5638
「最初に出会った方」が事業の成功を大きく左右する。鬼切社長のその言葉に、麻間さんは猪井氏先生との出会いを思い出しました。事業をスタートしたばかりの頃は、誰しも「判断基準」がないのです。だから自分が考えていることが「市場の中で良いのか悪いのか」評価することができません。特に影響を与えやすい「最初に出会った方」の理屈や考え方が、セオリーとズレていたら非常に問題です。しかし、この出会いは「縁」や「運」でしかありません。
第八十一話 猪井氏事務所との契約締結。3年で卒業すること!【no.0504】
http://www.ecmj.co.jp/?p=5693
麻間さんはおにぎり水産ネットショップの企画をおおまかに決めた後、猪井氏先生がおにぎり水産の事務所に訪れました。おにぎり水産と正式なコンサルティング契約をするためです。猪井氏先生が考えた(仮)の契約条件には、3つの項目が書かれていました。「3年間で卒業すること!」「月額コンサルティング費用」「契約期間内は利益をシェアすること」、この3つです。
第八十二話 猪井氏事務所のコンサルティングは「全面バックアップ」方式!【no.0511】
http://www.ecmj.co.jp/?p=5742
3年契約、月額コンサルティング費用はともかくとして、鬼切社長が気になったのは「契約期間内の利益のシェア」という条項でした。猪井氏先生は今回の契約について「おにぎり水産インターネットマーケティングの全面バックアップ」であると話しました。マーケティングの原理原則を伝えるだけではなく、おにぎり水産のスタッフに現状欠けているネットショップを運営するための「スキル」もカバーすることを提案したのでした。
「鬼切シリーズまとめ」つづく。
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