ECMJ(株式会社ECマーケティング人財育成)

インターネットマーケティングを知る上で、ふたつの視点を押さえておくことが重要です。【no.0580】

 さて、土曜日ですので、ブログのまとめを紹介します。

 前回に引き続き、「」すごーーーくわかりやすく、インターネットマーケティングというものを書いていきます」シリーズのまとめです。前回のまとめでは「その二十一」の「顧客(属性)データ」を取得するための3つのアプローチについて紹介しました。今回は「その二十二」からのスタートです。

・すごーーーくわかりやすく、インターネットマーケティングというものを書いていきます。二十二【no.0542】

 顧客(属性)データに続いて、データベースマーケティングを行うにあたって取得したいのが「注文(受注)データ」です。「1to1(ワントゥワン)」のマーケティングを実現するための、「顧客(属性)データ」「注文(受注)データ」「行動履歴データ」の3つの中で、「注文(受注)データ」はもっとも馴染みがあるデータだと思います。実店舗を運営している事業者ならば、POSから取得・蓄積・集計することができますからね。

・すごーーーくわかりやすく、インターネットマーケティングというものを書いていきます。二十三【no.0549】

 3つのデータの最後のひとつが「行動履歴データ」です。行動履歴データとは、「お客様(ユーザー)がWEBサイトの中をどう動いたのか」というデータになります。これはインターネットの世界だからこそ、取得できるデータです。実店舗では、お客様がどの商品・サービスを利用したかのデータは取れても、どの商品を目に留めたか、どのサービスを比較検討したか、店舗の中をお客様はどのように動いたかのデータは取ることができません。(一部大手を除く)。インターネットでは企業の規模に関わらず、行動履歴データを取得し、マーケティングに役立てることができるのです。

・すごーーーくわかりやすく、インターネットマーケティングというものを書いていきます。二十四【no.0556】

 このように、「顧客(属性)データ」「注文(受注)データ」「行動履歴データ」の3つのデータを組み合わせることによって、インターネットを活用してより精度の高い「一本釣り」のマーケティング活動を行うことができます。インターネットマーケティングを知る上で、ふたつの視点が重要です。ひとつは、インターネットビジネスはプレーヤー(サービス提供側)が半永久的に増え続ける市場であるということ。もうひとつは、マーケティング活動の全体最適を行うため、「データ活用」が不可欠であること。このふたつです。

・すごーーーくわかりやすく、インターネットマーケティングというものを書いていきます。二十五【no.0563】

 そしてもうひとつ、インターネットマーケティングを知る上で三つ目の重要な視点があります。それは、市場の壁です。インターネットマーケティングの全体最適を行い続けて、広げられる市場シェアには限界があります。そしてそれは、想像しているよりもすぐにやってきます。商品力があり、利益率が高く、広告の費用対効果がバランスしていたとしても、売上が無限に伸び続けることはないのです。これは、ユーザーが「目的ありき」で動く、インターネットならではの特徴です。

・すごーーーくわかりやすく、インターネットマーケティングというものを書いていきます。その二十六【no.0570】

 自社の商品やサービスを知らない、そして頭の中で想像もしていないユーザーに、どうやって商品とサービスを知ってもらうか。これがインターネットマーケティングを知る上での、三つ目の重要な視点です。いかにして「見込顧客」ではなく「潜在顧客」に商品とサービスを啓蒙し、お客様に引きあがっていただくか、ということになります。そのための解決策として、注目が集まっているのが「リアル・既存メディアからの集客」です。リアル・既存メディアの「広告価値」は実は上がっています。

 「すごーーーくシリーズ」つづく。

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石田 麻琴 / コンサルタント

株式会社ECマーケティング人財育成・代表取締役。 早稲田大学卒業後、Eコマース事業会社でネットショップ責任者を6年間経験。 BPIA常務理事。協同組合ワイズ総研理事。情報産業経営者稲門会役員。日本道経会理事。 UdemyにてECマーケティング講座配信中。 こちらから