講演の時間。3.5時間の講演になると、どんな内容を話すことができるようになるか【no.1023】
今回はいままで自分の中でまとめたことがないことを書いてみようかと思います。テーマは「講演(セミナー)」です。
2011年に独立をして、株式会社ECマーケティング人財育成を立ち上げてから、皆さんの前でお話しする機会をいただくようになりました。社会人向けの勉強会、商工会議所での講演、企業でのセミナー、中小企業さんでの全国講演、現在ECMJセミナーも毎月開催していますし、この5年間での講演回数は100回を超えたのではないでしょうか。
私の講演ですが、基本的に内容は一緒です。インターネットを活用してより実績を上げていくために、何を原則としておかなければいけないか、どこからスタートしなければいけないか、そして最も大切なことは何か。1度でも講演に参加された方は覚えておられるかもしれません。2度以上、講演に参加された方は「たしかに軸は一緒だね!」と思われるかもしれません。
内容は一緒なのですが、変わるのは「時間」です。そう、今回のブログのテーマは、「講演時間」の話です。
実はいま、近々で2つの講演の依頼をいただいています。ECMJセミナーを含めると、4本ほど講演の予定があります。ECMJセミナーは105分間です。1.75時間ということになります。ご依頼をいただいている1本は1.5時間です。そして、もう1本がなんと3.5時間です。3.5時間というと、これまで依頼いただいたセミナーの中でも最長です。
ちなみに、ECMJ取締役の岩佐さんは、毎年「長時間セミナー」をおこなっており。2016年の長時間セミナーでは、合計8時間、お話になりました・・(1日目の5時間で足りず、別日に3時間を用意した)。岩佐さんほどの方になると、時間が長くとも講演内容をきちんとまとめられるのですが、3.5時間の講演というと、「どの話を入れようかな」と考えをめぐらせます。
講演時間として最も多いのは2.0時間。中小機構さんのセミナーは2.5時間でした。ECMJセミナーは1.75時間ですから、若干短くなります。
経験上、2.0時間を超えない講演ではマーケット(市場)の話をじっくり話すことができません。また、2.5時間程度の時間がないと、面白い「余談」を入れながら話すことができません。つまり、1.5時間の講演だと、インターネットマーケティングの基本軸をしっかり話して、事例をできるだけわかりやすく話す、ことでいっぱいになってしまいます。ECMJセミナーがいつも少し時間延長になってしまうわけです。
では逆に時間が長くなるとどうか。2.5時間以上の講演ならば、先に書いたとおりマーケティングにまつわるエピソードを入れながら話すことができます。実は、このエピソードが参加された方にウケたりするんですよね。なので、できれば話したいところです。また2.5時間以上の講演になると、講演を聞かれている方が「ぶっ続けで集中」することができなくなります。長くて2.0~2.5時間です。ということで、3.5時間の講演を私中心で話し続けるのは、いろんな意味で難しい。
3.5時間の講演ならば、自分が話したいこと、紹介したいことのすべてを出すことができます。Eコマースの市場環境の変化、マーケティングの原理原則、マーケティングの具体的手法、具体事例(成功事例だけではなく、失敗事例)、成果管理エクセルの種類、本質的な課題の解決、個々の事項にまつわるエピソード。
これまで2.0時間、2.5時間、1.5時間と時間に合わせて資料を組みなおしてきましたが、3.5時間の講演はその総集編ということになりそうです。今後、最大「3.5時間」までの講演資料が用意されることになりますので、「話してほしい」という方がいらっしゃいましたら、ぜひご連絡ください。即、受けられます。(ちょっと宣伝)
おわり。
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