ECMJ(株式会社ECマーケティング人財育成)

ブログはなぜ1,500文字なのか!?大切なのは「自分ルール」を徹底すること【no.0817】

 ブログをなぜ1,500文字書くのでしょうか。そんな質問をいただきました。

 このECMJブログは毎日更新されていますが、すべてのブログについて最低でも1,500文字で文章が成り立っています。ECMJセミナーでもよくご紹介している吉祥寺の家具屋さん、ソリウッド・プロダクツさんも1ブログあたり最低1,500文字を書いているので疑問に思われることもあるのでしょう。なぜ、1,500文字が必要なのかと。

 ひとつの側面として、検索エンジン(Google)に対する検索対策(SEO対策)というものはあります。

 WEBサイト、WEBページが乱立していく中で、検索にヒットしやすい優良なコンテンツの判断基準を考えたとき、「ユーザーの滞在時間」というのは確実に加味されていくだろう、という考え方です。中味の無いページやタイトルだけで煽っているようなページはユーザーがすぐに離脱するでしょうから、「滞在時間の長さ=優良なコンテンツ」というのはセオリーとしてイメージがつきます。

 その意味でも、1ブログあたり最低1,500文字はきっちり書こう、ということです。私とソリウッドの取り決めでもあります。「お互い、1,500文字書きましょう」という。

 しかし、この検索対策(SEO対策)として、というのはあくまで小さな理由でしかありません。検索のアルゴリズムは検索エンジン(Google)の意向で、私たちの意図しない方向にも私たちのコントロール外で進んでいくものです。

 ポイントは「1,500文字書く」と『自分ルール』として決めることにあります。なぜならば、『自分ルール』を決めておかないと、日に日にブログに書く文字数が減っていくからです。

 ブログを開始した当初、書くネタも充実し、熱意があるうちは1,500文字でも2,000文字でも、3,000文字でも書くことができるでしょう。ただ、意欲は常に高くはありません。ネタが尽きてくることもあるでしょう。そうすると、最初は1,500文字書けていたものが、1,200文字、1,000文字、600文字・・というようにだんだんと減ってきます。

 場合によっては「まぁ、これでいいか」と自分を納得させ、写真にキャプチャを書いたものを3つ4つ載せるだけでブログを完了させてしまうところまで落ちていきます。人間は弱いのです。

 人間は弱いからこそ、『自分ルール』が必要になります。「ネタがあるときは1,500文字書く」「熱意があるときは1,500文字書く」「意欲があるときは1,500文字書く」は、逆にいえば「条件が揃わなければ書かなくて良い」ということです。

 ネタがないときも、熱意がないときも、意欲がないときも、『自分ルール』に則て、1,500文字のブログを書くことが大切です。ブログの文字数は1,500文字が難しければ、1ブログあたり1,000文字でも800文字でも構いません。400文字くらいだと少ない気もしますが・・汗

 大切なのは一度決めた『自分ルール』を破らないことです。毎日更新でなくても構いません。週2回更新でも、月4回更新でも良いと思います。ただ、雪が降ろうが槍が降ろうが『自分ルール』つまり『原則』を守り続けること。これが「継続」というものなのだと思っています。

 お客様は必ずみています。一時的なブログの面白さや情報価値ではなく、「原則」を徹底している姿をみて人を信用しています。私のような不器用な凡人は、ただ『自分ルール』を徹底し続けるしかありません。

 おわり。

 

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ishida

石田 麻琴 / コンサルタント

株式会社ECマーケティング人財育成・代表取締役。 早稲田大学卒業後、Eコマース事業会社でネットショップ責任者を6年間経験。 BPIA常務理事。協同組合ワイズ総研理事。情報産業経営者稲門会役員。日本道経会理事。 UdemyにてECマーケティング講座配信中。 こちらから