「検索」で新しいお客様に知ってもらうための「原理原則」。2【no.0688】
「検索」で新しいお客様に知ってもらうための「原理原則」。(前回はこちら)
まずは、楽天市場やヤフーショッピングなど、ショッピングモールの「検索」流入を増やすための原理原則について考えていきましょう。
ショッピングモールにはたくさんのネットショップが集まっています。楽天市場だと約40,000のネットショップ、ヤフーショッピングには250,000以上のネットショップがあるといわれています。(出店申し込みベースで270,000といわれています)。あくまでこれはネットショップの数です。ショッピングモールに出品されている商品の数ともなると、何百万、何千万という単位になります。この中から、自社の商品を検索で選んでもらわなければいけないわけです。
ショッピングモールのトップページ上部に検索バーがあります。お客様はそこに「スカート」とか「スカート レディース」とか「スカート レディース ホワイト」などの検索キーワードを入力して購入する商品を探していきます。
ここで、自社のネットショップの商品ページに「スカート」という言葉が入っていなければ、「スカート」「スカート レディース」「スカート レディース ホワイト」のいずれのキーワード検索からも「対象外」ということになります。「スカート」という言葉が入っていたとしても、「レディース」が入っていなければ、「スカート レディース」「スカート レディース ホワイト」は同じように「対象外」。「スカート レディース」が入っていても「ホワイト」が入っていなければ、「スカート レディース ホワイト」が「対象外」です。
ですから、まずお客様の「検索」にヒットするためには、お客様が探した言葉が商品ページに含まれていないといけないということです。キーワードが含まれていなければ、どんな良い商品でも、お客様からの選定の対象外になってしまいます。
ショッピングモールの検索からお客様のアクセスを増やす場合、最初にやることは「お客様が自社の商品をどうやって探すか」を考えて、そのキーワードを列挙し、商品ページに含ませることです。
例えば、アパレル系であれば、上記の「スカート レディース ホワイト」の他に、「ボーダー」(スカートの柄)、「Sサイズ」、「新作」、「ブランド名」などはキーワードとして加えておく方が良さそうです。商品カテゴリや商品スペックの他には、「お客様が自社の商品をどうやって使うか」を考え、「冠婚葬祭用」とか「小旅行」などのキーワードを入れておくのも良いです。「小旅行」あたりだと、そもそも検索するお客様の数も少ないように感じますが、こういう「微妙なところ」「小さいところ」を取っていくことを大切にしてください。理由は後述します。
では、どこにこの検索キーワードを入力するかです。現在のショッピングモールでは、基本的に「商品名(商品タイトル)」が最も優先的に検索ヒットする場所です。そして、「キャッチコピー」の部分、商品の説明文・・というように続きます。このあたりは、ショッピングモールの仕様や移行によって変化していくので、「絶対ココ!」とは言い切れませんが、まずは「商品名」と覚えておきましょう。
前述したような、「スカート レディース ホワイト ボーダー Sサイズ 新作」というキーワードを「商品名」に含みます。作り方によっては、かなり見てくれの悪い商品名になってしまうのですが、ショッピングモールでお客様を集客しようと思った場合、ある程度我慢しなければいけないことです。特に規模の小さいネットショップの場合は、このような小さな工夫で少しずつのし上がっていくしかありません。
ひとまずこれで、検索にヒットする条件を整えることができました。
つづきはこちら。
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