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これでコンテンツマーケティングの鬼?ブログを継続するためのコツ。後半【no.0641】

 これでコンテンツマーケティングの鬼?ブログを継続するためのコツ。(前回はこちら

 まずは「定期的に更新するルール」を決めること。これが重要です。「ブログを継続するためのコツ」は、ひとつはルール化ということですね。

 毎日更新ができれば理想ですが、初めから高い目標を持つと、三日坊主で終わってしまいます。まずは、「週2回ブログコンテンツを更新する」くらいの気持ちでいくのが良いのではないでしょうか。着実に歩むなら「週1回、確実に更新」でもOKです。ただ、永遠に「週1回更新」だとちょっとコンテンツとしては少ないかなと思います。(「継続」という点では素晴らしいですが、「ビジネス」という視点では)

 ちなみに、私はブログ1コンテンツで最低でも1,500文字を満たすようにしていますが、この「文字数」についても、明確な基準はありません。「自分の中でルール化する」だけのことに他なりません。多少考慮しているとすれば、今後(もしかしたら今も)検索エンジンのWEBサイトの評価対象として「滞在時間」の比重が重くなる可能性がある、ということです。「滞在時間」が長いほど、「優良なコンテンツ」と評価される可能性があります。ちょっとしたことを、400文字、500文字書いてページを増産するのではなく、1,500文字を書いて、しっかりページを増やしていくことが大切、と考えているわけです。

 毎日1,500文字は、はっきり言ってキツイです。1,000文字や800文字を確実に書くところからスタートして良いと思います。最低でも600文字は欲しいところです。それ以上であれば良いと思います。ただし、必ず「最低文字数」はルール化しましょう。「気分が乗っているとき」「書くネタがあるとき」「時間に余裕があるとき」だけ、1,000文字や800文字書くようではダメなのです。「800文字書く」と決めたら、どんなことがあろうとも「800文字書く」。それをルールとして徹底しないと、どんどん自分の中に甘えが芽生えていってしまいます。

 最後に、ネタ帳をつくりましょう。ブログのネタが思いつきしだい、手帳にメモしたり、携帯電話に打ち込んだりするのを習慣にしましょう。「定期的に更新する」というルールを決めると、ルールから逃げられなくなります。その結果、「どこかにブログのネタはないものだろうか?」とアンテナを張るようになります。物事の見方や仕事の捉え方が少しずつ変わってくるはずです。発信をすることが前提になると、自分の感度が上がってきます。ポジティブなサイクルです。

 あとは「努力と根性」。文章を書くことに慣れている人もいれば、慣れていない人もいます。向いている人もいれば、向いていない人もいます。人によって、「習慣化」するまでの時間は多少異なります。でも、「習慣化」するためには、誰しも「努力と根性」の期間を経なければいけません。永遠に続ける、とか1年続けるとか、大きな目標を持つのではなく、ここは一旦引いて、「今日1本書く」「今週2回更新する」というような、身近な目標を持って取り組むのが良いと思います。習慣化していないうちに大きな目標を持つと、「継続」がつらくなります。現実に落とすこと、です。

 昨今のコンテンツマーケティングというと、「外部のライターを雇って」「クラウドソーシングでお安く大量に」と考えがちですが、とんでもない。ユーザーは優良なコンテンツとそうでないものを感覚的に見分けます。本当のコンテンツマーケティングとは、「詳しい人が詳しいことを自分の言葉で書く」ことではないでしょうか。

 おわり。

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石田 麻琴 / コンサルタント

株式会社ECマーケティング人財育成・代表取締役。 早稲田大学卒業後、Eコマース事業会社でネットショップ責任者を6年間経験。 BPIA常務理事。協同組合ワイズ総研理事。情報産業経営者稲門会役員。日本道経会理事。 UdemyにてECマーケティング講座配信中。 こちらから