事業を成長させる上で最も重要なのは、「データをとる」こと【no.0384】
さて、土曜日なのでブログのまとめです。
今回まとめるブログは「『データをとって、毎日カイゼン』するための指標づくり」というシリーズです。
第一回:「データをとって、毎日カイゼン」をするための指標づくり。【no.0305】
http://www.ecmj.co.jp/?p=3771
事業を成長させる上で最も重要なのは、「データをとる」ことだと弊社は考えています。「あれをしたら良さそうだ」「なんか売上に繋がりそうなことないかな」「ちょっといい方法を教えてよ」等々、事業を推進していくにあたり、どうしても施策や業務における“具体的なアプローチ”を先に考えがちですが、まずは「データをとる」ところから始めると、より日々の改善サイクルが円滑に回っていきます。
これまでのブログで、Eコマース事業を成長させるための全体的な数値項目については何度か説明をしてきました。この全体的な数値項目の他に、ネットショップの運営業務の各々についても日々ウォッチをしていきたい「データ」があります。これがネットショップ運営の各担当者における「改善指標」というものです。ネットショップの仕事には7つの業務があります。その7つの業務について、「改善指標」を考えたので、一緒に学んでいきましょう。
第二回:ネットショップの「商品企画・商材開拓」担当者における改善指標。【no.0312】
http://www.ecmj.co.jp/?p=3875
ネットショップで販売する商品を取引先から仕入れたり、自社オリジナルの商品を企画・開発したりするのが「商品企画・商材開拓」担当者の仕事です。競争の激しいEコマース業界の中で、他店ネットショプと差別化するのは、やはり「商品」ということになります。最重要のポジションのひとつです。
第三回:ネットショップの「制作」担当者における改善指標。【no.0318】
http://www.ecmj.co.jp/?p=3896
ネットショップで販売する商品を、WEBサイト上でお客様に提案するカタチにするのが「制作」担当者の仕事です。サイトの構成を練り、商品を撮影し、モデルをアテンドし、キャッチコピーや説明文を書き、そしてWEBページのコーディングも行うという、実はヘビーな仕事です。
第四回:ネットショップの「集客」担当者における改善指標【no.0337】
http://www.ecmj.co.jp/?p=4093
ネットショップをたくさんの人に知ってもらうこと、これが「集客」担当者のミッションです。お金を使ってお客様にリーチする方法とお金を使わずにリーチする方法を使い分け、自らのネットショップに適したお客様をできるだけ効率的にできるだけたくさん集めます。7つの業務の中でも、最もデータを活用するポジションです。
第五回:ネットショップの「運営」担当者における改善指標【no.0343】
http://www.ecmj.co.jp/?p=4177
お客様のネットショップへの来店頻度を上げることが「運営」担当者のミッションです。メインとなる仕事は販売戦略の立案とスケジュールへの落とし込みです。「運営」担当者が作成したスケジュールに従って、「商品企画・商材開拓」「制作」「集客」のメンバーが動きます。
第六回:ネットショップの「システム・DB」担当者における改善指標【no.0357】
http://www.ecmj.co.jp/?p=4256
「システム・DB(データベース)」担当者の使命は、データを正確に管理することと、様々なサービスに応じられる仕組みをつくることです。お客様の個人情報を守る、セキュリティの仕事も「システム・DB」の仕事ですし、DBを集計してマーケティングデータを抽出するのも「システム・DB」の仕事になります。
第七回:ネットショップの「物流」担当者における改善指標【no.0367】
http://www.ecmj.co.jp/?p=4386
「物流」担当者のミッションは、商品を早く、正確にお客様にお届けすることです。「物流」は、モノを扱っている限り必ず残り続ける仕事です。お客様に新しい付加価値を提案し、1分1秒1円を削るために日々効率化のカイゼンを進めなければいけません。在庫管理も大切な仕事です。
第八回:ネットショップの「カスタマーサポート」担当者における改善指標【no.0373】
http://www.ecmj.co.jp/?p=4419
「カスタマーサポート」担当者は、返品や交換の対応係ではありません。お客様からのクレーム処理係でもありません。「カスタマーサポート」担当者の仕事は、お客様とのコミュニケーションを通じ、新しい改善・新しい需要を組織に提案していくことです。
ということで、7つの業務の改善指標を紹介しました。このシリーズは次回から、改善指標に対しての具体的なアプローチを考えていきます。お楽しみに。
つづく。
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