すごーーーくわかりやすく、インターネットマーケティングというものを書いていきます。その四【no.0418】
すごーーーくわかりやすく、インターネットマーケティングというものを書いていきます。(前回はこちら)
インターネットの世界では、「場所=住所」を決めてから「建物=ウェブサイト」を作るのではなくて、「建物=ウェブサイト」を先に作ってしまうことができます。というところ、からでした。
家にしろマンションにしろビルにしろ店舗にしろ、リアルの世界だったら、まず「場所=住所」が決まって、そこに土台や基礎を作っていくと思うんですね。「あー、ここの空き地にマンションが建つんだ~」なんて、工事をしていると目につくことありますよね。でも、インターネットの世界では、「場所=住所=URL・ドメイン」が決まっていなくても「建物=ウェブサイト」をつくることができます。
自分のパソコンの中だけで、「建物=ウェブサイト」をつくることを「ローカルで構築する」みたいな「ローカル」って表現を使ったりします。また、実際に「建物=ウェブサイト」を建てる「場所=住所=URL・ドメイン」でないところに、「建物=ウェブサイト」を建ててみて、ウェブサイトに不備がないかをチェックしたりします。
そんな工程を踏んだ上で、インターネットにおける「場所=住所=URL・ドメイン」と「建物=ウェブサイト」をくっ付けるのです。そう、リアルの世界のように「場所=住所」の上に「建物」をつくるイメージではなく、「住所=URL・ドメイン」に「ウェブサイト」をくっ付けるようなイメージなんですね。これをすると、インターネット上の「住所」に「建物」が存在することになります。ECマーケティング人財育成のウェブサイトであれば、「http://www.ecmj.co.jp/」という住所と、このデザイン&レイアウトのサイトがくっついている状態です。
この状態になると、インターネット上のどこかにウェブサイトが存在することになるのですが、普段使っている、有名どころだと「Google」や「Yahoo!」の検索エンジンにサイトが引っ掛かるか、というとそれは別の問題です。
インターネットにあまり詳しくないと、ここがポイントになるのですが、「インターネット=Google」や「インターネット=Yahoo!」ではないんですよね。インターネットという無限に広がる宇宙にはたくさんのウェブサイトが隕石のように転がっています。その中から、「『キーワードによる検索』という機能によって、ウェブサイトを探すシステム」を提供しているのが、「Google」や「Yahoo!」といった会社なんです。
パソコンを開いて、インターネットエクスプローラーやGoogleクロームといった「ブラウザ」を開くと、当たり前のように「Google」や「Yahoo!」が出てくる方も多いと思いますが、決して「インターネット=Google」でもないし「インターネット=Yahoo!」でもありません。当然、「インターネット=インターネットエクスプローラー」でもないし「インターネット=Googleクローム」でもありません。全部、人がインターネットを簡単に楽しむための「ツール(道具)」です。
このあたりの話って、わかりづらいですよね。どうしてもインターネットの世界って、パソコンの中や、ブラウザで開いている中でしか見られないですから、インターネットの「全体」というものを知ることができない。でも、そういうもんなんです。インターネットって。
ということで、「住所=URL・ドメイン」と「建物=ウェブサイト」をくっ付けて、インターネット上にサイトが存在するようになったとしても、初めは「Google」で検索しても「Yahoo!」で検索しても、サイトは出てきません。「Google」や「Yahoo!」のウェブサイトの住所録の中に載らないと、検索の対象にならないのです。この住所録に載るまでに、数日を要します。「インターネット=Google」「インターネット=Yahoo!」ではないんですね。
検索エンジンのウェブサイトの住所録に自分のウェブサイトが載ったかを確かめるには、ウェブサイトの名前を検索するのが良いと思います。ただし、ウェブサイトの名前が「補助金サイト」とかだと、他の名前のサイトがたくさん出てくるので注意が必要です。かくなる上は、「URL」で検索をしてしまう、という方法もあります。URLは固有のものですから、検索エンジンの住所録に載れば、あなたのウェブサイトだけがヒットするはずです。
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