広島カープがFAで主力選手を獲得するためには?十一【no.0061】
(ぜひ其の壱から順番にお読みください)
「広島カープがFAで主力選手を獲得するためには・・?」其の壱
「広島カープがFAで主力選手を獲得するためには・・?」其の十一です。
■日本シリーズが終わり、FA権行使の公示日が近づいてきました・・!
楽天日本一の興奮も冷めやらぬ今週。といっても、巨人ファンの私からすればすでに忘れたい過去。楽天市場が盛り上がることはネットショップに関わっている者として嬉しいことですが、それはそれとして、気持ちは来シーズンへと向かっております。プロ野球にあまり興味がない方は申し訳ありません。もちろん野球のブログではないので、ページを閉じないようお願いします。
日本シリーズが終わり直後から、いわゆるストーブリーグ(プロスポーツ選手の契約更改や移籍の動きなどの話題)が熱くなってきました。ジャイアンツの谷選手が自由契約、小笠原選手も退団濃厚(まだ戦力外とは発表されていない)、中日の井端選手も退団、ロッテの渡辺投手がメジャー挑戦、これはいいか。日本シリーズの敗戦を受けて、ジャイアンツが広島カープからFA宣言すると目される大竹投手の獲得に参入、そして日本一チームの楽天イーグルスも獲得に参入という報道が。くぅぅぅ、どんどん広島カープから主力選手が抜けていきます。正式なFA宣言はこれから続々と行われてくるでしょう。FA権を行使した選手が公示されるのは今月14日ということです。広島カープも熱くなりますね。
■新規顧客の獲得ではなく、既存顧客の購入を促進するには・・!?
前回のブログでは「グッズを買ったことがない人にグッズを買ってもらう」ために、成果を判断するための「軸」を決めること、既存のデータを収集すること、そして各ペルソナに対して初めてグッズを買ってもらうためのストーリーを立てること、そしてそれに対する施策のアイデアを練ることを上げました。「どんな施策が効果的か」は経験と勘による判断が必要になってしまいますが、「選択した施策は効果的だったか」は数字という理屈・理論で解決が可能、ということを書きました。ネットショップでの新規顧客獲得を「軸」にするのならば、上記を全て数字によって判断することが可能です。
さて、「すでにグッズを買っている人にもっとグッズを買ってもらう」には、というのが次のテーマです。ここでも考え方の基本的な流れは、「グッズを買ったことがない人にグッズを買ってもらう」ことと同じです。まず成果を判断するための「軸」を設定すること、ここもネットショップでの数字、新規顧客の獲得数というより「既存顧客(2回目以上購入)の売上」が良いですね。既存のお客様に均等に買ってもらうことが目的ではなく、深く買っていただける方、浅く買っていただける方、どちらでも良いわけです。データ分析についても同じです。ここは既存顧客なのでCRMということになりますね。グッズを買っていただいているお客様をいかにしてもっとファンになっていただくか、いかにして長くお付き合いができるか、ということです。
■熱狂的なファンを満たすには、ライフスタイルを考える・・!
「すでにグッズを買っている人にもっとグッズを買ってもらう」ための、データを活用したマーケティングをする上で重要なポイントは、「どんなお客様がどれくらいファンになってくれる可能性があるか(いやらしい言い方をすれば、どれくらい買ってくれる可能性があるか)、その属性を掴む」ことです。つまり、グッズの購買データを基点にしてウォッチするのではなく、あくまでお客様IDからファンへの引き上げを検討していくことです。もう1つは、お客様のライフスタイルを考えること。グッズ売上の上位を占めるお客様は広島カープが生活に深く根付いている方です。そんなお客様が求めているのは、球場での広島カープ応援グッズだけではないはずです。特に、広島カープのファンには、ライフスタイルに深く根付いている方が多いでしょうから、応援グッズを超えたマーチャンダイジングを考える必要があります。
というか、考えないと勿体ないですよね。生活のすべてを広島カープで染めたい熱狂的なファンも数百、数千人いるはずです。
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「広島カープがFAで主力選手を獲得するためには・・?」其の十二につづく。
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